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10/31(木)トレーニング後コメント

3110月

10月31日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、ジョー選手、前田直輝選手が取材に応じ、11月2日(土)に行われる明治安田生命J1リーグ第30節の北海道コンサドーレ札幌戦に向けた意気込みなどを語りました。


ジョー選手


―札幌戦に向けて、この2週間でどのような準備ができましたか?

いい準備ができたと思います。僕だけでなくチーム全体として、いろいろな面でしっかり準備ができたと感じています。フィジカルやテクニックに対する部分において、チームが順調に成長してきていると思います。僕はFWの選手なので、ゴール前の場面が多くなります。この2週間で少しでもプラスになるトレーニングをすることができればいいなと考えて、プラスの練習を取り入れていました。


―直近の3試合ではあまり多くの得点を記録できていません。

先日にも言いましたが、監督が代われば、いろいろなことが変わるのは当然です。監督は自分たちの失点を減らすように、ディフェンスラインから手を付けてきました。今はそこに対してチームの理解が高まり始めたと感じています。そこから攻撃につながるような場面も多くなってきたので、これから徐々に攻撃について我々は強くなっていくのではないかと思っています。


―リスクを考慮して後ろに人数をかけています。FWとして「仕留めなければ」という責任感が増した感覚はありますか?

我々はチームですので、11人の選手を攻撃と守備の2つに分けることはできません。攻撃の選手もしっかり守備に参加しなければいけません。反対にディフェンスの選手も攻撃に参加しなければいけません。それがベストな形だと思っています。FWの選手でもしっかりディフェンスに加わって、守備を堅めないといけない。そしてそこから攻撃に切り替えていく必要があります。チームにはクオリティーの高い選手が集まっているので、そこを遂行できれば強いチームになることができます。そういったサッカーは最近の主流になっています。しっかり自分たちが守備をして、その後に全体で攻撃をして得点を奪う。それが一番いいサッカーではないかと思います。


―人数をかけた攻撃を仕掛けられる期待感はありますか?

そうなると考えていますよ。練習の中で、監督から「エリアに入る選手の人数を増やせれば、セカンドやこぼれ球を拾えて、よりシュートが打てるようになる」と言われています。最初は失点を減らすことに取り組み、ディフェンス面の練習が多くなっていました。それが最近は、攻撃の練習にも力を入れています。次節からは攻撃面の強化を感じてもらえると思います。


―監督からジョー選手に対して、どのような要求を受けていますか?

監督によく言われているのは、自分の特長はゴール前での動きだということです。しっかりそこにいるべきだと言われていますね。咄嗟に反応しないといけない場面でもしっかり体が動くように、それに応じたトレーニングをしてきました。「チャンスが訪れたら、しっかりそれを決めること」とも言われています。そのためにシュート練習やその他のトレーニングも増やしてきました。自分の特長を生かすために、いい準備ができたと思います。


―苦しい状況において、自分の役割をどのように認識していますか?

自分が意識しているのは「自分が得点を決めてチームに貢献する」ということです。すべての試合にそういった気持ちで臨んでいます。この2週間でしっかり準備ができました。いろいろな攻撃方法に対して期待感も高まっています。どうしても勝たないといけないような状況になってしまいましたが、チームに貢献できるように必死に頑張りたいと思います。


―対戦相手である札幌は攻撃的なチームです。そういったチームとの対戦で意識することは?

最近の札幌の試合はしっかりスカウティングしました。ルヴァンカップの決勝もみんなで映像を確認しています。札幌戦に向けて、相手の特長を理解してきました。そこに対しての戦術も組んできています。それをしっかり生かすことができればベストです。何が何でも勝ち点3が必要です。そのために頑張っていきたいと思います。

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