本日4月2日(火)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節のガンバ大阪戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。
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風間八宏監督
―鳥栖戦から中3日でG大阪戦を迎えます。リーグ戦のメンバーとは違う選手起用を考えていますか?
(選手の状況を)見ながらだね。こっちは休ませて、こっちが試合をしてというのではなく、やりながら強くなっていかなきゃいけないので。そこのところはバランスを考えながらやっていきたいなと思います。
―練習に参加できない選手がいる一方で、玉田圭司選手が全体練習に復帰しました。監督から見て状態はいかがですか?
タマは大丈夫だと思います。すごくいい状態かは、まだ試合をしていないから分からないですけど、やれるようになってきたと思っています。
―2種登録の選手や特別指定選手など、若い選手が増えています。そういった状況で、ベテランの存在は頼もしいですね。
それは全員がそうです。一人でもいないとね。もちろん若い選手も含めて、どんどん選手層を厚くしていかないといけない。ただ、一番は1年を通してみんなにやってもらわないと、うまくなっていかないので。そこはすごく大事なことだと思います。
―ルヴァンカップでは21歳以下の選手を一人以上出場させる規定があります。特別指定選手を起用する考えはありますか?
それはどんどんトレーニングに入れながらだよね。ただ使うだけでじゃなくて、良ければ使う。もう一日あるので、そこは見ながら。若い選手はブレるから、まだ分からない部分もある。明日もう一日あるので、見てから決めようと思います。
―中でも児玉駿斗選手はリーグ戦でベンチに入りました。監督から見て、どのような選手なのでしょうか?
速さがあるし、すごくボールを欲しがる選手なので、おもしろいと思います。もちろんほかのユースの選手たちもそうだけど、この中でやっていくことで変わっていくし、うまくなっていくと思うので。若い選手というのはそういうものだと思います。期待して見ていますね。
―児玉選手について、3年後の加入内定が発表されました。この決定には監督の意思も反映されていたのでしょうか?
3年後というのはおかしい話で、簡単に言うと、強化指定をするには内定を出さないといけないので。それから、地域という部分。地域からも、そういう選手がいたらどんどんこういう場に入ってきてもらって、そこで伸ばしていく。要するに、自分たちの下部組織もどんどん伸ばしていくけど、地域の選手もチャンスがあればどんどん伸ばしていきたい。そういった考え方なので。3年後のことは誰も分からない。だけど、若い選手は変化がすごく大きいから。それも期待していますよ。
―このタイミングで特別指定をしたということは、今チームに欲しい選手だったということでしょうか?
もちろん。今からやっていくことで、伸びていくのではないかという可能性とともに、使えれば(起用していく)。強化指定というのはそういうものだから。
―ルヴァンカップはここまで2連敗中で、G大阪戦の結果次第ではグループステージ突破が難しくなると思います。
元から負けるつもりでやっているわけではないので。その中で多くのミスがあったわけだし、そういうところは選手たちがどんどん直していく。その機会を与えるということです。もちろん勝つためにやっているんだけど、自分たちの進歩の方がすごく大事だと思うので。そこはしっかりやっていきたいと思います。
―深堀隼平選手はルヴァンカップの広島戦でゴールを決め、リーグ戦にも出場しました。監督の目には、深堀選手の成長はどのように映っていますか?
そんな簡単に進化はするものでなく、もっともっとやらないといけないことはあるよね。彼は若くて、まだ経験がないから見ているだけで、戦力になってもらわないと困る。戦力になっているかというと、まだまだ足りないと思う。若い選手を伸ばすこととは評価が違う。まだまだ評価されるところにきている選手でないと思います。
―G大阪とは今シーズン2回目の対戦です。前回の試合を踏まえて準備を行いますか?
それは分からないからね。いつも言っている通り、我々の質を上げないといけない。そこの質は徹底的にこだわっていきたいと思う。そういう意味でも、さっき言った通り、どういうふうなメンバーかも含めて、チームで伸びていかないといけないので。そこもまた考えてやっていきます。
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