前田直輝選手
―試合を振り返っていかがですか?
悔しいです。正直、僕の同点ゴールがチームの2点目だったらと。僕も含めて、その前にもチャンスがあったので。タラレバになってしまいますけど、決めきるところで決めきれていれば、という試合だったと思います。
―前半の展開をどのように見ていましたか?
崩すところまではいけていたと思います。ただ、最後の最後、相手を壊すところで、個の力や技術が必要だと思っていました。相手の陣形を崩すには、ドリブルが必要なのではないかと思いながら見ていたので、「自分が入ったら相手の陣形を壊してやろう」と思っていました。
―交代出場後の最初のプレーでシュートまでいきました。
押し込む時間が長くなって、ゴール前に相手が固まると、キーパーにとってはシュートコースが見えづらくなります。そういう意味で、シンプルにジョーを使う選択肢もありましたが、シュートを見せることによってジョーのところがさらに空いてくると思います。ゴールを取ることで、次は相手のセンターバックが前に出てくることにもなると思いますし、そういう駆け引きはやっていきたいです。
―5試合連続でリーグ戦の勝利がありません。この現状をどのように受け止めていますか?
僕はチームのことについて、(上から)どうこう言える立場にはありません。ただ、危機感や責任はチーム全員が感じています。僕がなにかを言うのではなく、結果で示していくしかないと思っています。
―次節に向けて意気込みをお願いします。
僕のヘディングが1週間で急激にうまくなることはないと思いますけど、ボールを止めることやゴール前での冷静さは伸ばせると思います。そういうところをイチから見直して、練習して、もっと結果を残すことで今の状況を変えていきたいです。
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