椎橋慧也選手
ー苦しい状況が続いているなかで、どういったことにフォーカスして取り組んでいますか?
今週の頭に監督から「もう一度名古屋のサッカーをしよう」という話があり、攻守にわたってアグレッシブにやろうということで、僕自身もプレーの強度を高めたり、つなげるところは自信を持ってつなぐということを意識していました。全部が全部つなぐのがいいというわけではないですけど、背後を見せながらもしっかりとつなごうと。後ろがバタバタしていたらゲームもバタバタしてしまうし、相手の流れになってしまうので、自分も含めて落ち着いて、なおかつ自信を持ってやるということを意識していました。
ー背後も見せながらつなぐという部分はどこを優先していくかということになると思います。優先順位の付け方についてはどう感じていますか?
優先順位はみんなの共通意識としてあるんですけど、出し手と受け手が合わないことが多くなっていると思います。僕ら出し手はもちろん前の動きに合わせて出せるような持ち方を意識していますが、全部が全部出せないというのも前の選手に伝えたので、コミュニケーションはすごく取れたかなと感じています。
ー出しにくい状況、プレーしづらい状況が多いと感じることはありますか?
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