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明治安田J1リーグ第36節 鹿島戦後 選手コメント

911月
11月9日(土)、明治安田J1リーグ第36節が行われました。名古屋グランパスは県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズと対戦し、0-0で引き分け。試合終了後、和泉竜司選手、永井謙佑選手、河面旺成選手、ランゲラック選手が試合を振り返りました。

和泉竜司選手


ー監督はこういう試合を狙っていたということを話していましたし、ビッグゲームの後にどんな試合ができるかという点でも、最低限の結果を得られたと思います。

そうですね。アウェイで鹿島とやるということで難しい試合になることは分かっていました。相手も優勝だったり、ACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)だったり、いろいろと懸かっているなかでの試合で、僕たちも優勝した後で難しさというのはあったと思います。悪くはなかったと思いますけど、個人としては古巣との試合ということもあって勝ちたかったです。相手が1人退場して、ああやって引かれたなかでの崩しという部分は、改めてこのチームの課題だなと感じました。そこの精度だったり、中が堅いのでどうやってそこを崩していくのか、ポケットをどうやって取っていくのかという部分は、もう一回チームとして(考えなければいけない)。ショートカウンターだったり、自分たちの良さを生かしていけるときはそれでいけばいいけど、ああいう展開になったときや、自分たちが主導権を握れる試合に関しては、今後残り2試合ですし、来年のことを考えても、自分たちとして積み上げていかなければいけないと改めて感じました。勝点1で満足はしていないですけど、途中から出た選手もやるべきことをやってくれていましたし、みんなが集中して90分間闘えていたことは間違いないので、最低限はみんながやるべきことをやれたのかなと思います。


ー監督は「ハイテンポな試合を避けたかった」というようなことを話していました。そのためには後ろからつなげて組み立てなければいけなくて、そこは今年の課題でもあると思いますが、どう感じながらプレーしていましたか?

もっと相手が嫌がることをやるべきだと思います。サイドハーフの選手が結構中に絞るし、逆のときは結構閉めてちゃんと守るので、早いテンポでパスを回して、外をうまく使いながら中を使わないと、相手は中が堅いので(難しい)。そこで一発でいければ当然いいですけど、その後ろのパススピードだったり、チーム全体としてどこに持っていくかというイメージをみんなが持ったなかで動かすということをもっともっとやっていきたいと思いました。もっとウイングに外枠でつけて、そこから縦流しだったり、そこから中へのくさびという部分をもっとやっていければなと。僕のところは結構フリーだったので、そこをもっとうまく使えていれば、もっと相手のプレッシャーを剥がせたと感じています。

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