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明治安田生命J1リーグ第24節 浦和戦後 監督会見

68月
8月6日(土)、明治安田生命J1リーグ第24節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで浦和レッズと対戦し、3-0で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


たくさんのファミリーの皆さまが応援に来てくれて、その前で勝利を届けることができたのは、本当に選手たちが気持ちを込めて頑張ってくれたからだと思います。剥がされるシーンもありましたが、自分たちのリズムで選手たちは前からいきました。リーグ戦のアウェイでの浦和戦はそういうシーンを作れなかったのですが、(ルヴァンカップの)ファーストレグから流れを作ったと思います。今日の試合も自分たちの力を惜しみなく出しきれたことが勝利につながったと思います。また中3日で浦和レッズと(ルヴァンカップの)セカンドレグがありますので、しっかりとコンデイションを整え、勝利して次のラウンドへ進みたいと思います。


ー今日は永井謙佑選手が大活躍しました。今日の評価をお聞かせください。

前半のはじめのほうはボールが来なかったのですが、謙佑はFWなので徐々に相手の隙をうかがいながら、前節に引き続き、アシストで結果を残してくれました。2点目のカウンターの起点となり、最後は3点目を自分でということで、非常にFWらしい仕事をしてくれました。


ー得点以外でも、前線からの守備でチーム全体を引っ張っているように感じました。

非常にいい影響をチームにもたらしてくれていると思います。FC東京の時にも見ていますし、彼がどれくらいやれるのかということはわかっています。


ー重廣卓也選手が先制ゴールを決めました。3日のルヴァンカップでアシストをした上での先発起用だったかと思います。先発で起用した意図と、今日のプレーの評価をお聞かせください。

前回の試合で結果を残してくれたので今節も、という考えでした。内田(宅哉)が少しケガをした影響もあり、結果を出した選手をそのままスライドしました。今日の試合も非常にいい働きをしてくれました。前半からよく走り、おそらく一番の走行距離を記録したのではないかと思いますが、ゴール前に顔を出せることが彼の武器だと思います。これまでシャドー、2列目の得点が少ない状況でした。そういう意味でも相手のゴール前に入ることで、チャンスが生まれると思います。よく決めてくれたと思いますし、中2日での連戦で、プレーしている時間の中でしっかりと仕事をしてくれたと思います。


ー永木亮太選手も含めて新加入選手がしっかりと得点に絡み、第23節北海道コンサドーレ札幌戦に続いて複数得点を記録しました。新加入選手がチームに与える刺激を監督自身、どのように感じているのでしょうか?

入ってきた選手がチームにいい活力を与えてくれていると思います。既存の選手も刺激を受け、「負けずにやってやろう」ということでさらにチームを活性化してくれればと思います。


ー次は浦和レッズとのルヴァンカップ第2戦に臨みます。6月18日に行われたリーグ戦で0-3で敗れたアウェイ埼玉での試合となりますが、そこに向けた意気込みをお聞かせください。

リーグ戦での0-3は今日取り返すことができました。カップ戦のセカンドレグということでまず1点を取らなければいけないので、チームとしてまずアウェイゴールを取り、しっかりと次に進む闘いをしたいと思います。


ー今日で監督としてJリーグ通算250勝を達成しました。その感想をお聞かせください。

「500」を超える試合数での250勝ということがどうなのかという思いもありますが、これまで関わってきた全ての選手、スタッフや関係者、記者の皆さんの支えもあって達成できたと思います。なによりも、サポーターの皆さん、名古屋グランパスであればファミリーの皆さんがしっかりと支えてくれているからこそ、こういう形で仕事を続けられていると思います。そのことに、なによりも感謝したいと思います。