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8/16(金)トレーニング後コメント

168月
8月16日(金)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、ガブリエル シャビエル選手、前田直輝選手、藤井陽也選手が取材に応じ、18日(日)に行われる明治安田生命J1リーグ第23節の松本山雅FC戦に向けた意気込みなどを語りました。

ガブリエル シャビエル選手


―本日の会見で風間八宏監督が「状態のいい選手」として和泉竜司選手、前田直輝選手とともにガブリエル シャビエル選手の名前を上げていました。

今はコンディションに問題なくやれていると感じています。監督が3人の名前を上げてくれたそうですが、チーム全体としてしっかり闘うことができているからこそ、その3人が目立てていると思います。自分たちがやりやすいフォーメーションを採用した影響もあると思いますね。前節の1試合だけではなく、これからのすべての試合で、自分たちがしっかり闘えることができたらいいと思います。


―前節の川崎F戦で、個人的にはどのような手応えを得ましたか?

自分の中ではあの試合だけではなく、すべての試合でチャンスを生み出すことを意識しています。特に前節はその部分でしっかり貢献できたと思うので、満足しています。


―結果が出ていない時期の試合では苦しい状態でのプレーが多かった印象でした。しかし前節では、シャビエル選手らしい華麗なプレーを披露していました。

試合によって相手を背負うプレーが必要になったりと、さまざまなパターンが出てくると思います。先ほども言ったように、今のフォーメーションはとてもやりやすいです。スペースを使ったボールのもらい方や、スペースを使った試合の作り方を生み出せるようになりました。ただし、試合の状況に応じて、スペースを使ったプレーが増えたり、反対にスペースが限定されることもあります。


―前節で生まれた和泉選手へのアシストでは、見事なルーレットを見せていました。

ジェジエウ選手のポジショニングは確認していました。左から来ていると認識していたので、ルーレットを選択したんです。成功したことはすごくうれしいです。たまたま成功した印象も強いですけど、成功して良かったですね。


―ああいうプレーが飛び出すのは、いい調子だからこそなのでは?

試合の状況でああいったプレーをやれるかやれないか。それは選手それぞれです。僕はフットサルをやってきたので、あのようなプレーが自分の選択肢に入っています。自分の中では自然と出てきたプレーですよ。


―次節で対戦する松本は、自陣に引いて守備を固めるスタイルです。

守備に特徴のある相手だということは、全員がしっかり理解しています。その中で我々に必要となるのは、我慢すること。我慢した上で、自分たちがやりきらないといけない。我慢している最中に、変な位置でボールを失ってはいけません。相手のチャンスをゼロにできたらベストですね。


―今はサイドハーフの選手が得点を重ねています。その状況はシャビエル選手にもやりやすさをもたらすのでは?

ブラジルでは「中盤はチームの心臓である」と言われています。中盤がうまくいけば、チームはうまくいきます。ただし、それは中盤が点を取れているとイコールではありません。今はチーム全体として一人ひとりが自分の役割をしっかりやれているからこそ、中盤の選手が目立ってきている。一人ひとりの責任感があるからこそ、我々がうまくやれていると感じています。中盤の選手が目立っていますが、チーム全体がいい状態にあると思います。


―今までよりも状態が上向いてきている実感があると。

その通りですよ。勝利はすべてがうまくいっている証拠です。前節は強い相手を倒すことができて、自分たちの自信が高まりました。本当に良かったと思います。

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