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7/11(木)トレーニング後コメント①

117月
7月11日(金)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、和泉竜司選手、吉田豊選手が取材に応じ、13日(土)に行われる明治安田生命J1リーグ第19節のセレッソ大阪戦に向けた意気込みなどを語りました。


和泉竜司選手


ー今週のトレーニングは、高い位置での守備を強調しているように見えました。

引くのではなく、前から取りにいくということは意識しています。全員がしっかり狙えていれば、(相手の出しどころを)限定できますし、もっと狙いやすくなります。後ろも前の選手をずらしていきやすいと思いますね。そこで取れなかったとしても、しっかり戻って自分たちの前で相手にプレーさせればいいと思います。


ー後ろから押し上げられている感覚はありますか?

状況によりますけど、基本的に後ろは押し上げるというか、前を下げないようにやってくれています。それをよりうまくというか、前は前で蹴らせないようにして、ある程度限定していかなくてはいけません。それぞれがやるべきことをしっかりやることが大事かなと思います。


ー自身はペナルティーエリア内での仕事に集中する環境ができていると感じますか?

そうですね。高い位置で取れればチャンスにつながりますし、そこでのプレーに力を使えるようにみんながやるべきだと思いますね。それがやれている時期はあったので、もう一度思い出してというか、一人ひとりがやることをやるだけかなと思います。


ーペナルティーエリアに多くの選手が入っていて、個人のアイデアもそろってきている中で、得点を奪うことができていません。フィニッシュに関して、難易度は上がっていると感じますか?

上がっているのかはわからないですけど、より選択肢を増やすとか、全員が最後まで関わるという意識は、もっと持ったほうがいいなと感じています。GKと1対1になったとしても、横に顔を出せればさらにチャンスになると思いますし、点を取るためのプレーを全員が最後までやっていくことが大事だと思います。


ー「仕留めること」と「選択肢を見ること」に集中力を使わなければいけないと。

そうですね。自分が決められると思えば打てばいいというか、そこは選手自身の判断になりますから。でも、選択肢があったほうが相手は迷うと思うので、そういうプレーをしていくことは大事だと思います。


ー自身はいい形でチャンスに関わることができているかと思います。自分の中で、そのあたりの感触はいかがですか?

悪くはないかなと思いますけど、結果としてチームは勝てていないので。やはり勝利に結びつけたいですね。点を取る方法は一つではありませんから、いろいろと工夫をしながらやれればいいと思います。個人としては相手が嫌がることをやり続けるようにしたいなと思っています。


ーシュートを選択する意識は強くなっているのでしょうか?

そうですね。チームとしても「シュートを打っていこう」という感覚になっています。最近はなかなか得点が入っていないですけど、やはり打たなければ入らないので。シュートを打って損することはないですから、入るまでしっかりとやっていきたいです。お互いに助けながら、勝てるようにやりたいと思います。


ーここ最近はシンプルな攻めが多い印象です。相手が倒れるまでボールを回してしまってもいいように思いますが、選手としてはどのように考えていますか?

ずっとボールを回せるのであればいいと思いますけど……結局は点を取らなければいけませんから。シンプルにジョーを使ってやれている時もあるので、そこはそのままでいいとも思います。湘南戦では前との距離が開いて、サポートも少なくなっていましたけど、もっとボールに関わる意識を持って、全員が正確にやれればもっと回せるとは思います。そこは自分たち次第ですね。回して相手を疲れさせることも大事になってくるとは思います。でも、ボールをずっと持っていても点は入らないですし、勝てなかったら意味がないので。そこのバランスは難しいところですけど、「ずっとボールを保持したい」という考えは変わりません。それで3点、4点を取って勝てればいいので、それを目指してやっていきたいです。ただ、今は1−0でもなんでもいいので、とにかく勝つことが大事だと思いますね。

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