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【新加入選手インタビュー】太田宏介「32歳。男はこれから」

97月

まもなく32歳を迎える太田宏介は、

その強い眼差しで輝く未来を見据えている。

相手の組織守備を無効化する正確無比なクロス、

勝敗を左右しうる一撃必殺のフリーキック。

リーグ屈指の高精度キックを備えるレフティーが、

グランパスに新たな可能性を与えてくれるはずだ。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部



グランパスへの加入が発表されました。現在の心境を教えてください。

太田 グランパスからオファーをいただいた時、まずは素直に喜びがこみ上げてきました。今年に関しては、なかなか出場機会を得られない状況が続いていた。そんな中で僕自身のことを評価してもらえたこと。それは素直にうれしかったです。30歳を過ぎた自分でも、グランパスはこれからの成長に期待してくれた。自分を評価してくれるクラブに声を掛けてもらえたことが、なによりうれしくて。自分の中ではすんなり決断できました。


FC東京には長く在籍していました。そういったクラブを離れる決断は、簡単ではないと思います。

太田 そうですね。東京へ移籍したことで、本当に多くの成長がありました。日本代表にも絡めるようになりましたし、海外へチャレンジすることもできました。東京で成長させてもらえたという感謝の気持ち、恩や情の部分はすごく強かったです。でも、僕は「常にチャレンジしたい」、「最も成長できる環境に身を置きたい」と考えています。自分の状況を考えると、環境を変える決断が必然だったんです。


移籍加入のリリースでは「男はこれから。まだまだ成長できる」というコメントがありました。名古屋の地で、どのような成長を思い描いているのでしょうか?

太田 そのコメントは小野伸二さん(現北海道コンサドーレ札幌)の言葉なんですよ。僕が清水エスパルスに在籍していた時、伸二さんが日本に帰ってきたんです。その時に「30歳。男はこれから」とコメントしていたことが、すごく頭の中に残っていて。ふと考えたら、自分が当時の伸二さんの年齢を超えていて驚きました(笑)。ただ、僕も当時の伸二さんのように、まだまだやれると思っています。そして環境を変えることで、また花を咲かせられるという自信を持っています。とにかく、この場所で一生懸命頑張りたいと思っています。まずは試合に出続けることが第一の目標。そして、グランパスでタイトルを獲得する。その結果として、自分自身が日本代表に戻りたいとも考えていますね。

(残り: 3923文字 / 全文: 4924文字)

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