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明治安田生命J1リーグ第17節 神戸戦後 選手コメント②

306月
6/30(日)、明治安田生命J1リーグ第17節が行われました。名古屋グランパスはノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦し、3-5で敗北。試合終了後、和泉竜司選手、前田直輝選手、米本拓司選手が試合を振り返りました。


和泉竜司選手


―左サイドバックでの先発出場となりました。今日の試合を振り返ってください。

攻撃のところではいつも通り、どんどん仕掛けることや前に出ていく部分を意識していました。守備では隣がジョアン(シミッチ)で、お互いにいつもと違う位置での出場でした。練習からお互いに声を掛けながらやろうと話していました。結果的に5失点してしまったので、満足できる試合ではありませんでした。悔しい試合になりました。


―5失点という結果をどのように受け止めていますか?

PKは審判が判断するところです。(宮原)和也のところは仕方がないと思います。2回目はジョアンのミスからだったので、そういう部分はなくしていかないといけません。あとは相手のロングボールへの対応と、競った後のセカンドボールへの意識が少し足りなかったのかなと思います。そこを全員でカバーし合えたら良かったですけど、そこでうまく得点を奪われてしまいました。普段と違う選手が出ていましたけど、しっかり声を掛け合ってやらないといけなかったです。集中しきれていなかったと感じています。


―ウェリントン選手を狙ったロングボールに手を焼いていた印象です。

相手は明らかにそこを狙っていました。そこに対するセカンドボールだったり、2列目から上がってくる選手だったりを拾わないといけませんでした。戻る時は戻らないといけません。当然自分たちがボールを保持して主導権を握って試合を進めたいですけど、そうじゃない時にやるべきことをやらないといけない。そこで失点してしまうと、試合も苦しくなります。そこはうまく距離感も含めて、例えば行かないなら行かないでコンパクトにするなりの対応が必要だったと思います。あそこで収められたらキツくなってしまいます。そこは試合を通して修正できなかったというか、うまくできなかった部分でした。


―攻撃面ではシュートまで持ち込むシーンが多くありました。

そうですね。相手の守備は中を締めていたので、外は空いていました。そこをうまく使っていければ、中も空いてくるので。前半から攻撃の部分では、点を取れていなかったですけど、悪くなかったと思います。そこはしっかり続けようと話していました。ここ最近は複数得点がなかったので、3点を取れたことはプラスに捉えたいと思います。僕も含めて、和也、シン(中谷進之介)と後ろの選手が前に絡んで得点を取れています。そこはチームとしていい点だと思います。全員が狙っているので、もっと攻撃は良くなっていくと思います。これをやり続けていきたいですね。とはいえ、相手によってやり方は変わってくるので、自分たちがやることと相手がやっていることをしっかり見極めて、守るところは守る。相手を見たプレーも大事になると思います。一人ひとりが判断するところも、チームとして合わせていくところも重要になります。すぐに試合があるので、切り替えたいと思います。


―積極的な攻撃参加から、同点弾を奪いました。

自分の良さはどんどん前に行く部分だと思います。それはどこで出ても生かしたいと思っていました。前半は(攻撃参加に)ちょっと遅れた部分はあったんですけど、高い位置で参加できていました。最後の精度だったり質を高めていけたら、敵陣地でサッカーをできます。そこで仕留めたら楽になるので、個人とチームをしっかり合わせていきたいと思います。


―リーグ戦では勝利から遠のいています。改善していきたい部分は?

もう1回サッカーの根本を見つめ直すというか、自分たちが得点を取って、相手に得点を奪わせないスポーツなので。自分たちが得点するチャンスを作って、相手に得点させないように守る。一人ひとりがどうやって得点を取って、どうやって守りきるのか。そこをチームとしても個人としても見つめ直す必要があると思います。やることは決まっているので、それをやれるように準備する。結果が出ていない時期ですけど、しっかり前を向いていかないといけません。苦しい中でもチームが良くなっていくために、一人ひとりが前向きにやっていきたいと思います。

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