「最初に話したのはナラでした。また会えてうれしいです」
サポーターとの再会を今週末に控えたケネディ氏が、
一足先にかつてのチームメイトと顔を合わせていた。
約3年半ぶりに訪問したトヨタスポーツセンターの地で、
在籍当時の思い出を、少しのジョークを交えながら、振り返る。
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部
―グランパスを離れて約3年半が経過し、久々にかつての練習場所へと戻ってきました。現在の心境を教えてください。
長い間ここには来ていませんでした。私が去ってから、本当に多くの時間が流れましたね。久々にトヨタスポーツセンターを訪れて、奇妙な気持ちと、幸せな気持ちが同時に湧いてきましたよ。また、未だに知っている人がいて、ちょっとホッとしています(笑)。(隣に手を向けて)例えば、このゴウ(村上剛通訳)ですね。一緒に時を過ごした人たちと再び会うことは素晴らしいことです。妙な感覚と同時に、「帰ってきたな」という感覚がありますね。
―新しいクラブハウスには驚きましたか?
クラブは私がここにいた当時から、ずっと「新しいクラブハウスを作る」と言っていました。ようやく実現しましたね(笑)。それは冗談として、新しいクラブハウスができたのは喜ばしいことです。ただ一方で、立地やトレーニンググラウンドの様子は当時のままなので、懐かしさを感じました。
(残り: 3371文字 / 全文: 3940文字)