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明治安田生命J1リーグ第11節 浦和戦後 監督会見

125月
5/12(日)、明治安田生命J1リーグ第11節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで浦和レッズと対戦し、2-0で勝利。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。

風間八宏監督


立ち上がりから自分たちのリズムでやれたと思います。そしてマテウスが決めたことで、また試合がうまく回るようになった。(宮原)和也のアシストもそうですが、ペナルティの中の攻略、あるいは見えているところが増えてきたと感じた前半だったと思います。後半はもっと決定機があったと思うので、そこで決めていればもっと楽なゲームになったと思いますが、それはこれからまた伸びていくということで、今日は良い試合だったと思います。


ー今日はボールを失うことも少なく、自分たちの距離間で試合を進められたのではないでしょうか?

もちろん、細かいところはまだたくさんあるのですが、(自分たちの)時間が長くなっていること、それからすごく迫力が出てきたことには手応えがあります。ですが、このサッカーはどんどん変わっていくサッカーなので、ここで良くてもまた来週は変わってくるので、そういう意味ではどんどん伸びていかなければ、成長を止めては難しくなるサッカーなので、もっともっと伸びてほしいと思います。


ー相手がパスミスをするシーンもありましたが、それもグランパスが自分たちのサッカーをできたことで生まれたものなのでしょうか?

もちろんそうですが、いつも言っている通り自分たちの距離を、ただ距離でやるのではなく、いろいろな場所で自分たちの範囲に包み込んでしまうということ。我々も常に練習でやっている距離なので、そこの中に長く包めば相手は難しくなると思います。相手のミスかどうかはわかりませんが、そういうところではないでしょうか。


ーマテウス選手が加入してから5カ月ほど経ちました。彼の変化という部分についてはどう見えているのでしょうか?

これからまだまだ伸びる選手だと思います。彼自身、グランパスへ来た時に、動きの連続性という部分で慣れておらず、ケガをしてしまったり、速さの中で自分のプレーを正確にするということがなかなかできませんでした。ずっと言い続けたこと、もちろん彼自身がそういうところは、すごく素直なので、そこにすごくトライをし続けたことで今日、スタートのチャンスを得ました。彼の持っているスピード、パワーは誰が見てもわかるとおりなので、それをグランパスのサッカーのテンポの中でどう出せるかが鍵ですし、これからもっと慣れてもらわなければ困るし、慣れてくると思います。


ーホームでのリーグ戦無失点記録を更新し、連勝しました。サポーターの前で素晴らしい試合を見せられましたね?

ここのピッチを、我々用にしっかりと管理してもらっています。瑞穂も豊田も、皆さんにご尽力いただいている。それからここの空気が、我々に期待してくれているファミリーの存在がすごく大きいです。この中で、自分たちの記録より、本来であればもっとしっかり追加点を決めていれば、ピンチも一回くらいしかなかったと思います。そういうところで、まだまだ「水を漏らさない」ことと「仕留める」ことは我々にとって同じことなので、そういうところの技術や意識を、今もいいですがまだ完全ではないので、それをもっと高めたいと思います。