3月13日(火)、翌日に迫ったJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第2節サンフレッチェ広島戦に向け、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。12日(月)のトレーニング終了後に広島戦への意気込みを語った畑尾大翔選手、内田健太選手、武田洋平選手のコメントをお届けします(写真は公開練習時のもの)。
畑尾大翔選手
―14日の広島戦を控え、現在の心境を教えてください。
今日は風間さんとしっかりコミュニケーションを取って、クシ(櫛引一紀)と2人で細かい体の向きなどについて話しました。頭は整理されてきているので、あとはしっかり自分のプレーをするだけだと思っています。
―ルヴァンカップの第1節浦和戦では出番がなく、悔しい思いもあったと思います。そういった気持ちをぶつける試合になりそうですか?
そうですね。そういう気持ちがなくなったら、プロサッカー選手を辞めた方がいいと思います。もちろんそれは僕に限らず、全員にあると思います。
―グランパスでのデビュー戦になる、という側面もあります。
探り探りやっていてもいいプレーはできないと思うので、自分の思うプレーや今までやってきたことをしっかり出す。それだけですね。
―広島戦ではどのようなプレーを見せたいですか?
ゴール前で体張って守備することなどは、甲府時代からこだわってやってきています。甲府時代に培ったものはそういうところだと思っています。攻撃面においては、ここに来て1、2ヶ月ですけど、ビルドアップの面や「止めて、蹴る」の基本技術は意識して取り組んできました。そういった普段意識していることだったり、やってきたことを出せればいいと思いますね。もちろん高い位置で奪うことが大前提ですけど、僕らからも攻撃のスタートになれると思います。自分たちからいいパスを供給していきたいですね。
―対戦相手の広島はリーグ戦で3連勝、ルヴァンカップでもG大阪に勝利している好調のチームです。どのような意識で試合に臨みますか?
誰がどう見てもいいチームですし、それはどんなメンバーが出てきても変わらないです。実際にルヴァンの前節では、ガンバのあのメンバー相手にあれだけいい試合をして、結果を出しました。そういう意味では相手にとって不足なしというか。別に胸を借りるつもりはないですけど、しっかり正面からぶつかっていきたいです。
―リーグ戦で3戦連続スタメンで出場したホーシャ選手の状況が不透明であり、畑尾選手にとってはチャンスにもなり得ます。
もちろんルヴァンもそうですけど、最終的にリーグ戦につながっていかないと意味がないので。そういうところを見据えながらも、まずは自分に与えられた仕事にこだわってやっていきたいですね。14日の試合でしっかりプレーすることで、リーグ戦のメンバーに関わっていける可能性も十分あると思います。それがつながっていけばいいですね。
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