米本拓司選手
―敵陣でボールが奪える狙い通りの守備ができたのでは?
ハーフコートで、相手の陣地でやりたいと監督が言っていました。それが体現できたかなと思います。
―前線の選手が積極的にプレッシャーを掛けていました。
前があれだけ追ってくれたら、パスコースも限定されます。それにより自分の狙いどころもはっきりしたと思います。本当に前線の選手は切り替えも速くて、相手のカウンターも限定されたものになったので、後ろも守りやすくなったと思います。
―ジョアン シミッチ選手とのダブルボランチも機能していました。
ジョアンは試合を重ねるごとに良くなっていると思います。ジョアンがさばいてくれる分、僕も守備的な守備ではなくて、攻撃的な守備というほうにパワーを使えていると思います。すごくいい関係ができていると思いますね。
―自身もビルドアップに積極的に絡んでいました。攻撃面での手応えを感じていますか?
相手(の集中力)が切れたという部分もあったと思うので、例えば0−0の緊迫した状況であれができるかといえば、それはクエッションマークが付くと思います。そこはまだまだ足りないところなので、練習を積み重ねたいと思います。
―試合全体を通して手応えを感じる内容だったのでは?
前の選手が決めるところを決めてくれて、それがいい流れにつながったと思います。
―途中交代するまでに、圧倒的な運動量を見せていました。
思ったより足をつるのが早かったですね(笑)。いろんなところを打撲していたので、その影響もあったのかなと思います。何とか勝てて良かったです。
―連敗を避けたという点も良かったのでは?
はい。引き分けでなくて、勝ち点3を取れたことは大きかったと思います。
(残り: 1512文字 / 全文: 2320文字)