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明治安田生命J1リーグ第5節 札幌戦後 監督会見

303月

3/30(土)、明治安田生命J1リーグ第5節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、4-0で勝利。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。


風間八宏監督


すごく高い集中力の中で自分たちの距離の中でサッカーをしたと思います。もちろんまだミスもありますが、その中で何をするべきか、それから何ができるのかだんだん明確になってきたと思うので、このまましっかり続けてもらいたいと思います。


―今日の得点は吉田豊選手や宮原和也選手、丸山祐市選手が高いポジションまで上がることで生まれました。全員がボックスを攻略するという意味でも良かったのではないでしょうか?

意識は高くなってきています。もちろんそういうトレーニングをしていますが、中央をしっかりと攻めること、そこに人をたくさん集めて真ん中から突破しました。真ん中が一番広い場所なので、そこをしっかり攻略することができれば、両サイドも中まで入っていくことができるので、そこの質を高めたいなと思いました。


―今日は素晴らしい試合でしたが、それでも監督の求めるサッカーに、まだ足りていない部分があるとすればどこでしょうか?

体現するのは選手なのでまだまだ足りない部分はたくさんあると思います。逆に言えば可能性ということ。ここ5試合で、どういう距離でプレーするかを体現してくれていると思います。その上で必要なものがどんどん出てくる。ずっとやり続けなければいけないものもどんどん出てくる。一番大切なのは、これからこういうゲームを続けていくこと。その中でもちろんミスはたくさん起こると思います。それにだんだんと慣れていくこと。それから、自分たちが進化していくこと。最初の試合から振り返っても、間違いなくスピードは上がっているので、その中で何ができるかという技術が必要になってくる、これは一年を通して変化していくことなので、そこは常に全員に高いレベルでやってもらいたいと思います。


―長谷川アーリアジャスール選手をFWとして先発で起用しました。今日の評価を聞かせてください。

ルヴァンカップの時、その前から徐々に良くなってきている。それは何かというと、彼は前でボールを受けることができる。そうなると前線にボールが入る。次に注文したことは、ゴールを取りにいくこと。それもルヴァンカップで決めてくれましたし、そのあたりが彼の特長であって、今日もしっかりやってくれたと思います。これに慣れることで、どんどんやってくれたらと思います。