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【卒業記念企画】教えて青春の1ページ(菅原由勢編)

243月
友との別れに涙したり、新たな生活に胸を躍らせる−−。そんな学生たちの卒業シーズンが到来しました。『INSIDE GRAMPUS』では、卒業式を迎えたばかりの6選手にショートインタビューを実施。第3回は東海学園高等学校を卒業した菅原由勢選手に、“青春の1ページ”について語ってもらいました。

学校にいる時間を大切にしたかった

学校生活の些細なことが楽しかった


―今回は『インサイド・グランパス』の卒業企画として、これまでの学生時代を振り返っていただきます。

高校1年から3年まで世代別代表などさまざまな遠征に、1カ月に1度くらいの頻度で行っていました。だから僕の学生生活は、友達作りに出遅れた感じがありましたね。まあサッカーで有名な高校だったので、もともと顔見知りだった生徒もある程度いました。それでも、乗り遅れた感じがありましたね。今年なんか始業式の1週間後に初登校ですよ。完全に出遅れていましたよね。


―在籍していたのは、どのようなクラスでしたか?

東海学園は浄土宗系の学校で、海外に留学する「留学コース」と特進クラスの「飛翔コース」、いわゆる普通コースの「明照コース」という3つのコースがあったんです。僕はその中で“普通”の明照コースでした。共学の学校で、1クラスは40人弱くらい。もともとが女子校だったので、6対4くらいで女子の方が多いんですよ。


―世代別の代表に継続的に選ばれていて、昨シーズンは開幕からJリーグに出場。校内では目立った存在だったのでは?

そう思うじゃないですか。だけど、全然そんなことなかったんですよ(笑)。まあ試合に出ていても、学校にいなかったので。「あ、今日は来たんだ」って反応でした。クラスメイトともみんなと普通に仲が良かったという感じです。


―勝手に「校内のアイドル的な存在」なのかなと想像していました。

女の子からの反応もそんな感じじゃなかったですね。普通ですよ。逆にサッカー部の1年生の方がいい反応だったかな。「あ、Jリーグに出てる菅原だ」みたいな。


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