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【卒業記念企画】教えて青春の1ページ(藤井陽也編)

233月
友との別れに涙したり、新たな生活に胸を躍らせる−−。そんな学生たちの卒業シーズンが到来しました。『INSIDE GRAMPUS』では、卒業式を迎えたばかりの6選手にショートインタビューを実施。第2回では愛知県立天白高等学校を卒業した藤井陽也選手に、“青春の1ページ”について語ってもらいました。


コツコツ勉強してトップクラスの成績を出せた
サッカーと学業を両立させられたのは自分の強み


―今回は『インサイド・グランパス』の卒業企画として、これまでの学生時代を振り返っていただきます。まずは学生生活の中で、一番の思い出について教えてください。

一番の思い出はスポーツ大会ですかね。体育祭とはまた違って、いわゆる球技大会みたいな行事です。1年生と2年生しか参加できないイベントで、いくつかの種目から一つを選んで出場します。僕は1年生の時も、2年生の時もサッカーで出場しました。もちろん、2年連続でしっかり優勝しましたよ(笑)。優勝できたことも良かったんですけど、学年を越えていろいろな人に注目してもらえることが一番の楽しみでした。決勝戦になると、コートの周りを囲むように人が集まってくるんです。それこそ、黄色い声援があったりもして(笑)。その中で、楽しみながら2年連続で優勝できたのはいい思い出ですね。


―どちらかと言うと、目立ちたいタイプなのですか?

正直、目立つのは嫌いじゃないですね(笑)。試合後に「写真撮ろうよ!」って集まってもらえるのがうれしかったです。


―目立つために、本職の守備よりも点を取りにいくことの方が多かったのですか?

一応、守備も攻撃も両方やろうと意識していましたよ。ただ、最初はバランスを取ってパスをさばくことに徹するんですけど、結局自分でゴールを決めに攻め上がっていましたね。ダメだと思ってるんですけど、でしゃばってしまうんですよ(笑)。性格なんですかね。後ろにいても、「決めたいな」っていう気持ちになってしまいました。

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