3/13（水）、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節が行われました。名古屋グランパスはパロマ瑞穂スタジアムで大分トリニータと対戦し、2－1で勝利。試合終了後、長谷川アーリアジャスール選手、千葉和彦選手、櫛引一紀選手が試合を振り返りました。

―今日の試合を振り返ってください。

今のいい流れというものを前半の最初から出せたというか。セカンドボールも含めてみんな集中していましたし、先制した後も「また取ろう」という気持ちがああいうゴールにつながったと思います。

―ボールに関わり続ける意識が得点につながりました。

そうですね。練習でも常に意識してやっていることです。最後まで動きを止めないということは、監督からも常に言われていることですしね。貢史があそこで打たずに、俺の動きを良く見てくれていたと思います。貢史に感謝したいですね。

―得点が自身に与える影響は？

常に自信を持ってやってはいますけど、その自信に加えて目に見える結果は必要なことです。自分にはそれが足りなかったですから。ただ、去年も含めてまだ1点しか取っていません。これを機にリーグ戦でもしっかりチームの力になれるように、毎日の練習からやっていきたいですね。自分の得点でチームが勝てたことはすごく自信になると思います。これを目指して今までやってきたことが結果に出たので、これで満足せずにいきたいです。結果を出した次が大事だと思うので、しっかりとやっていきたいと思います。

―今日もFWとしてプレーしました。

FWとかMFとか、ポジションにはあまりこだわっていません。ただ、ゴールに近い位置ではあるので、よりそういう動きは求められるとは思います。（杉森）考起は裏に抜けるのが得意なので、自分はどちらかというとバイタルエリアでボールをもらって前を向き、出してもう一回入っていくことを意識していました。それは今日の試合だけではなく、この前の試合もそうですけど、そういうイメージでできたので良かったと思います。

―90分を通して自分たちの距離感でプレーできていたように思います。

そうですね。練習で意識していることを試合で出せました。僕のゴールもそうですね。しっかりと勝てたことが良かったと思います。

―自分たちの距離感というのは、攻撃面だけでなく守備面でも体現できていたと思います。

自分がボランチであったり、サイドをやってきた経験も含めて、前がどういうふうに守備をすれば後ろがやりやすいかは分かっています。（小林）裕紀や（伊藤）洋輝もいい声を出してくれていました。大分はいいボール回しをしていましたけど、前から来られると慌ててしまう部分はあると思っていました。その中で1点を取れば優位な状況になることは分かっていたので、最初から飛ばしていこうと思っていました。

―先制したことで自分たちらしいサッカーが展開できたと。

そうですね。どの試合もそうですけど、先制点を取ればうちのチームは落ち着いてボールを回せますし、それだけの技術はあると思っています。ボールは大事につなぎますけど、大事にしすぎると大胆な動きができなくなってしまいます。でも、1点を取れれば大胆にできますし、それが相手にとっては怖いと思うので。ホームでしっかりと勝ったことは重要です。次のFC東京戦は1位と2位の闘いになるので、そこに向けてしっかりと準備していきたいと思います。

―公式戦5試合負けなしです。

今は誰が出ても素晴らしい試合をしています。リーグ戦も連勝している中で、ルヴァンカップで流れを止めるわけにはいきませんでした。次に切り替えてしっかりやっていきたいと思います。

―強さの理由はどこにあると感じていますか？

去年の悔しい思いを誰一人として忘れていませんし、それはファン・サポーターの方も一緒だと思います。まだまだこれからも試合はありますから、みんなで協力して頑張っていきたいと思います。

―ファン・サポーターにメッセージをお願いします。

いつも熱い声援ありがとうございます。これからもっともっと勝っていきましょう。

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