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【The Scene】第1節鳥栖戦(ジョアン シミッチ)

242月

選手が自身のプレーを振り返り、瞬間的に思い描いていたイメージやその選択に至った理由を明かす『The Scene』。2019シーズンの初回は、2月23日(土)の鳥栖戦でJリーグデビューを飾ったジョアン シミッチにフォーカスし、プレーの真意に迫った。







ーまず、昨日の試合を総括してください。

いい試合をすることができましたね。自分たちのリズムで戦うことができたと思います。開幕戦に勝利したことで、自分たちの取り組みに対して自信を持つことができました。重要な勝利になったと思います。シーズン初戦による緊張感こそありましたが、それをみんなで乗り越えることができました。全体を通していい内容の試合になったと感じています。


ーシミッチ選手にとって、Jリーグデビュー戦となりました。このリーグに対してどのような印象を持ちましたか?

シーズンの初戦からスタメンとして出場して、Jリーグデビューを飾れたことはうれしいかったですね。サポーターの盛り上がりは印象的でした。みんなの「サッカーが大好き」という感情が伝わってきましたよ。アウェイの地にもかかわらず、名古屋側のスタンドは満員でした。その景色は壮観でしたね。試合の最後まで応援歌で後押ししてくれて、我々のやる気を引き出してくれたと思います。Jリーグについては、すごくテクニカルなリーグだと感じました。世界各国のリーグでは往々にして優勝争いが3チーム程度に限られているものです。しかし、Jリーグはどのチームが勝ってもおかしくない。各チームの実力が高いレベルで拮抗していると思います。

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