11/24（土）、明治安田生命J1リーグ第33節が行われました。名古屋グランパスはエディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島と対戦し、2－1で勝利。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。

この前の試合で得点が取れなかった。そこのところでしっかり点を取るということ。それから、（自分たちの）ゴールをしっかりと閉めるというところ。そのことを2週間の中でしっかり意識と確認をしながらやってきましたが、最後まで集中力を切らさず選手はよくやってくれたと思います。

―最後は新井一耀選手と櫛引一紀選手を投入しました。その意図を聞かせてください。

クロスがすごく多くなってきていましたので、そこのところでしっかり跳ね返すこと。それから、少しサイドが空いたので、それを選手に伝えることも含めて交代しました。

―得点はともにペナルティーエリア内へしっかり侵入したアタックから生まれました。その評価を聞かせてください。また、後半で追加点を奪えたなかったことへの評価を合わせてお願いします。

選手がすごくボックスへと入っていけるようになってきた。それから、どこを狙うか。もちろんジョーが中心なのですが、ジョーを見ることでその周りも見えるようになってきたのではないかと思います。後半、それがうまくいかなかった理由の一つは、ボールをしっかりと持ちきれなかった。慌ててしまい失うことが多かったり、確実でないプレーを選んでしまう場面があったので、そこでボールを失い自分たちでリズムをつかめなくなったのだと思います。ただし、ゴールは閉めていましたし、そういう意味では成長していると思います。

―小林裕紀選手が1得点1アシストを記録しました。その評価を聞かせてください。

裕紀はここのところ、（エドゥアルド）ネットとのコンビネーションが良くなり、そこへ入っていけるようになった。得点に絡むというのが彼の一つの課題です。今日のような場面、2得点に絡めたわけですから、それをこれからどんどんいかしていってほしいと思います。

―他会場の結果も含め、まだプレーオフへと回る可能性があります。これから一週間、最終節に向けてどのような準備を考えていますか？

いつも言っているとおり、あとは1試合だけなのでそこに集中するだけ。他の結果は関係ありませんし、大きい試合も小さい試合もありません。今日以上に全員集中力を高く、全員質の高いサッカーを目指し1週間トレーニングをしたいと思います。