9/15(土)、明治安田生命J1リーグ第26節が行われました。名古屋グランパスはパロマ瑞穂スタジアムでV・ファーレン長崎と対戦し、3-4で敗戦。試合終了後、ジョー選手、丸山祐市選手、中谷進之介選手が試合を振り返りました。
ジョー選手
―点の取り合いになりました。今日の試合を振り返ってください。
今日はホームゲームだったので、本当に勝ち点を得たかったです。残念ながら勝てなかったですが、試合の内容はそこまで悲観するものではありません。チームは試合を通して走りきったと思います。
―今日は2得点をマークしました。
2得点を記録できたことは、素直にうれしいです。2得点ともに利き足でない右足のシュートが決まりましたね。ただし得点を記録しても、チームが勝てなければ意味がありません。
―1得点目は丸山祐市選手のロングボールからゴールが生まれました。
丸山選手に対しては、彼が練習に合流した初日からロングパスを持っている選手だと感じていました。試合でロングボールを受けるには、どこのタイミングでボールを出すのかという2人のフィーリングが重要です。そのフィーリングを練習ごとに深くできたことで、いろんな種類のパスが彼から供給されるようになりました。本当に素晴らしいプレーヤーなので、これからも丸山選手からのパスで得点が生まれていくと思います。
―長崎はしっかりと守備ブロックを構築するチームでした。
長崎はカウンターを主体にしてこの試合に臨んでいたと思います。実際に素早いカウンターから得点を奪われました。我々が2−1の状況になった時、賢く試合を運ぶべきでした。うまく試合をコントロールできなかったので、逆転されることになりましたね。その部分については修正しなければいけません。
―リーグの月間MVPに輝いた8月に続き、9月も2試合で4得点。改めて自身のコンディションについてどのように評価していますか?
自分が点を取れるようになったのは、チームのおかげだと思います。チームメイトが僕のポジショニングを把握し、そこにパスを出してくれています。その結果として得点が取れているのだと思います。ただ自分としてはさらに得点を重ねていきたいです。そして、チームの勝利につながるような得点を取ってきたいです。ピッチに入るたびに、全力を尽くしたいと思います。
―これで今シーズン20得点をマークし、得点ランキングでトップに躍り出ました。
得点ランクで首位になれたことは、喜ばしいですね。FWの役割は得点を決めることです。これからもしっかり結果を残していきたいと思います。ただし、得点王を争うのは素晴らしい選手ばかりです。きっと難しいレースになると思います。とはいえ、第一の目標はチームの勝利に貢献する得点を記録することです。
―連勝が7で止まりました。ここからは上位チームとの対戦が続きます。意気込みを聞かせてください。
チームはいい流れに乗っていました。ここで負けてしまいましたが、すぐに切り替えることが重要です。これからも長いリーグ戦は続きます。大事な試合が続くので、しっかり集中していきたいと思います。
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