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明治安田J1リーグ第11節 広島戦後 監督会見

204月
4月20日(日)、明治安田J1リーグ第11節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦し、2-1で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


非常に厳しく、激しい試合になりましたが、ホームでグランパスファミリーに勝利を届けることができました。選手たちの頑張りを称えたいですし、誇りに思います。広島は大きな変化をするのではなく横綱のようなサッカーをしてくるチームなので、正面からぶつかっていける相手だと思っていました。選手たちもそういう意識で立ち向かったことが、いい結果につながったと思っています。まだまだだとは思いますが、苦しいなかでチームが一つになり、今日の試合で勝つことができました。この勝利を成長につなげなければいけません。ここから連戦となりますので、チームの総合力が問われると思っています。次の試合に向けて全員でやってきたいです。


ーJ1における最多指揮数に並んだ節目の試合で勝利を収めました。

クラブ、選手、グランパスファミリーに感謝したいと思います。


ー永井謙佑選手が果敢なプレッシングでチームの勝利に貢献しました。

万全な状態ではなかったと思いますが、苦境に立ち上がり、素晴らしいファイティングスピリットを見せてくれました。彼がスイッチを入れてくれたことにより、攻撃でも守備でも躍動感が生まれたと思っています。終盤のイエローカードはいただけなかったですが、気持ちを出して闘ってくれたと思っています。


ー2ゴールを挙げたマテウス カストロ選手の評価を教えてください。

彼にしか決められないゴールだったと思います。マテウスのいなかった昨シーズンは、ああいうゴールを取ることができなかったと思います。何もないところからチャンスを作って決めてしまうという特殊能力を持った選手の一人です。苦しみながらも少しずつコンディションを上げながらプレーし続けてくれました。イライラもあったと思いますが、今日ああいう形で点を取ってくれて、チームを引っ張る形になってくれれば、攻撃陣に勢いが出てくると思います。素晴らしいゴールを決めてくれたと思っています。


ー重要な一戦と位置付けていた試合を勝利で飾りました。今日手にした1勝の意味とは?

勝つと「また次」となるので。なかなか勝てないなか、選手たちのなかにはどのように勝つのか、分からなかった選手もいたかもしれませんけど、いろいろな話をしながら今日勝つことができました。「自分たちのサッカーをしていけばいい」と思い、自信を持って次の試合を闘ってくれればと考えています。