2024年5月26日の試合で左前十字靭帯断裂の大けがを負い、2025年3月9日に行われた練習試合で約10カ月ぶりに実戦復帰を果たした小野雅史選手にインタビューを実施。受傷からリハビリ期間までを振り返り、次なる目標である公式戦復帰に向けた意気込みを語りました。

インタビュー・文＝INSIDE GRAMPUS編集部

3月9日、トヨタスポーツセンターで行われた中央大学との練習試合で約10カ月ぶりに実戦復帰を果たされました。後半19分からの途中出場でしたがいかがでしたか？

小野　沖縄キャンプのときから3月9日の練習試合を一つの目標として取り組んできたので、やっと一歩前進できたといった気持ちでした。直前にちょっとしたエラーもありましたが、この日に間に合うようにスケジュールを組み直して、一緒にケアしてくれたチームスタッフやメディカルスタッフにすごく感謝しています。

エラーというのは？

小野　沖縄キャンプを終え、名古屋に戻ってチームの全体練習に合流してから、少し肉離れを起こしてしまって。すぐに治療をして、何とか練習試合には間に合いました。

アクシデントがなければ、先発から臨む予定だったのでしょうか？

小野　いえ、あくまでも10分間とか15分間ぐらいの出場時間を目安に調整を進めていました。まずは練習試合に出ること、ピッチに立つことが目標でしたから。

実際にプレーしてみて、手応えはいかがでしたか？

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