2/24(土)、明治安田生命J1リーグ第1節が行われ、名古屋グランパスはパナソニック スタジアム 吹田でガンバ大阪と対戦。ガブリエル シャビエル選手、ホーシャ選手、ジョー選手の得点で、3-2で勝利を収めました。試合終了後、長谷川アーリアジャスール選手、ホーシャ選手、和泉竜司選手が開幕戦を振り返っています。
長谷川アーリアジャスール選手
―前半のスタートの印象について教えてください。
相手の中盤のところで、僕と(和泉)竜司が前を向けるシーンもありました。また、縦に入ってからもう一度パスをもらい、相手の嫌なところを何度も突けていたと思います。ただ、取られ方が悪くて裏に蹴られ、そこから危ないシーンを迎えた場面もありました。チームとして久しぶりのJ1でしたし、僕自身も今年初めての公式戦だったので、少なからず気持ちがたかぶっている中での時間だと思います。そんな中で点を入れられても、しっかりと追いついて逆転できました。さらに追いつかれてもまた逆転するという、自分たちらしい攻撃的なサッカーが、ガンバ大阪を相手にできたことは良かったと思います。ただ、これで満足しているわけではありません。失点のシーンを始め、まだまだ改善できるところはあると思います。まだ始まったばかりなので、満足せずにしっかりやっていきたいと思います。
―ゲームが落ち着いたのは、どのくらいの時間帯だったのでしょうか?
点を取ってからですかね。しっかり得点を決めて、そこから自分たちのボールをつなぐシーンが増えました。逆転してからは自分たちが数的優位の状況を作れていましたね。そんな中でも追いつかれて落ちるわけでなく、もう一度点を取りにいこうという姿勢を見せられたことが、こういう結果につながったと思います。
―そこからは自分たちのペースになったのでしょうか?
まあ、難しいですね。自分たちのペースの時もあれば、相手の時間帯もありました。サッカーというのは常に自分たちがボールを持っていればいいですけど、うまくいく時といかない時があるので。ただ、うまくいかない時でもみんなでしっかりとまとまって、声を出してやれていました。それは本当に良かったと思います。
―自らシュートを打てる場面もあったのではないでしょうか?
そうですね。シュートを狙いながら縦パスを入れて(前に)入っていくのを狙っていたんですけど。練習の時から言っていますけど、シュートを打たないと相手にとって怖くないと思います。シュートがあるからこそ、そういうパスが生きると思うので。今日はブラジル人の3人に助けられました。
―前半はアグレッシブにプレスを掛けていました。後半は体力的に厳しかったのではないでしょうか?
そうですね。(小林)裕紀とも話していたのですが、前半はテンション高く前から行きたかったです。また、相手にプレッシャーを掛ける意味でも、僕と竜司でどんどん前に行っていました。そんな中、なかなかゲームが落ち着かなくて無駄走りもあったので。相手もうまかったので、後半は自分たちも体力的にきつくなってしまった時間もありました。ただ出ている選手や交代で出てきた選手が最後まで戦ってくれました。また、ここで公式戦を一度どんなものかと試せて、ゲームの流れもしっかりと把握できたと思うので、次からしっかりやれると思います。
―ジョー選手の決勝点は、長谷川選手の持ち上がりから生まれました。
あそこは最後の力を振り絞ってドリブルして、ハチ(八反田康平)にぶつけました(笑)。ハチがいいパスを出してくれました。
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