山岸祐也選手
ー試合を振り返っていかがですか?
前半に1点取られてしまって、苦しい時間が続いていたなかで、後半に向けて(長谷川)健太さんから「いくぞ。マリノスはこのまま終わらないから1点取ってこい」と言われて出場したので、本当に1点取れて良かったです。
ーどういったことを意識して試合に入りましたか?
まずは守備をしっかりすることと、そこから攻撃に出ることです。あとはカウンターを決めたいなと。ただ、ゴールを決めたい、結果を出したいというのが一番だったので、その結果を出せて良かったです。
ー後半が始まってすぐに貴重なゴールを決めました。得点の場面を振り返ってください。
僕が最初にフリックして、(永井)謙佑くんがすごくいいところに落としてくれました。FWってああいうところに落としてくれるとすごくうれしいんですよ。謙佑くんがFWの気持ちを分かってあそこに置いてくれたと思いますし、本当にいいパスを出してくれました。
ーゴールを決めたときはどういった気持ちでしたか?
ゴールを決めたときに耳に手を当てていたんですけど、あれは今年はけがが多くて、「ゴール裏のあの声をいつか全身で浴びたい」とイメージをしていたので、今日がそのときだなと思ってやってしまいました。ゴール裏のサポーターの声って本当にすごいんですよ。本当に気持ち良かったですし、あの雰囲気があると相手はやりにくいだろうし、自分たちはキツい時間でも頑張れたり、ゴールを決められたりというのがあるので、本当に感謝しています。
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