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明治安田J1リーグ第17節 川崎F戦後 監督会見

26月
6月2日(日)、明治安田J1リーグ第17節が行われました。名古屋グランパスはUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで川崎フロンターレと対戦し、1-2で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


高井(幸大)が出てきたということで、コーナーキックでニアをもっと警戒すべきだったなと思っています。(サガン)鳥栖戦で同じような形から取っていたので、試合前にも選手たちに話はしたんですが、セットプレーから出鼻をくじかれ、川崎がリズムをつかみました。ピッチコンディションもあったと思いますが、ケネディ(三國ケネディエブス)のミスもあり、2失点しました。そのあとは選手たちがリカバーをして、よく頑張ってくれたと思っています。難しい時間帯もありましたけど、オフサイドにも助けられたりしながらというか。前半に何度か決定機を作ることができていたこともあり、後半のもう少し早い時間帯に点を取れれば、もっとスタジアムが沸くような展開になったと思います。ただ、1点を返してなんとか意地を見せてくれたと思います。こういうゲームをしながら、なんとか勝点、勝利をつかむことができれば、本当の意味での力がついてくると思います。2失点したあとについては全員が闘ってくれて、観ている人が楽しめるような試合になったんじゃないかなと思っています。このあとはルヴァンカップ、天皇杯がありますので、勝利を目指して闘っていきたいと思います。


ー後半に3選手を同時に投入して以降、攻撃の勢いが増した印象です。交代の意図、評価を教えてください。

1点を返していますから、評価としてはよくやってくれたと思っています。本来は先発で出ているメンバーで1点を返し、そのあとに交代につなげていければと思っていましたが、立ち上がり15分ぐらいは川崎に押し込まれる時間が長かったので、流れを変えるしかないと思い、3枚を同時に入れました。


ー山中亮輔選手は出場時間にリミットを設けていたのでしょうか?

マックスで45分ぐらいはやれたと思いますが、試合展開上というか、アウェイの川崎戦で早い段階で攻撃的なメンバーを切ってしまうと、3点目を取られた時に試合が終わってしまうので。山中を入れるタイミングは難しかったというか、戦況を見ながらという形になりました。


ー和泉竜司選手が前半に負傷交代しましたが、その影響もあったのでしょうか?

川崎もけがで1人欠きましたので。そこはお互い様だと思います。


ー今日は守備がハマらずに苦戦した印象です。布陣を変えるなど、いろいろな対応をしたかと思いますが、その意図を教えてください。

そこまでハマっていなかったとは思っていません。サイドから決定機も作れていました。そこで1本押し込めていれば、全く違った展開になったというか、打ち合いのゲームになったと思います。もしハマっていなかったら、ずっと握られてチャンスを作れなかったと思います。奪った時に前に人数を掛けられるような形でやりましたので、下がりっぱなしではなかったと思っています。


ー中山克広選手が起点となるシーンが多く見られました。彼の突破をいかに得点につなげていくかというところについて、どのように考えていますか?

それはチームでもいろいろとミーティングをしながら、擦り合わせをしています。今日もいい形でクロスを上げてくれました。中山の突破からコーナーキックを得て、山中のセットプレーから(ハ)チャンレが決めています。クロスからという形ではないですが、森島(司)もそうですけど、右サイドをいい形で崩してシュートまで至っていると思います。なんとか得点につなげていけるようにしていきたいと思います。