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明治安田J1リーグ第13節 G大阪戦後 監督会見

115月
5月11日(土)、明治安田J1リーグ第13節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでガンバ大阪と対戦し、0-1で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


今日はファミリーの声援に応えられず、本当に申し訳ないと思っています。やはり「0」に終わってはいけない試合でしたし、ガンバ(大阪)に対してもっと圧力を掛けないといけない試合だったと思います。そこで圧を掛けられず、にらんでいる同士の試合をしながら、ガンバに隙を突かれてしまって、1点に泣いたという形でした。もっと自分たちからチャンスメイクして、フィニッシュの形をもっと多くしていかなければいけません。ガンバのように持ちながらというか、あまり攻めてこないような相手に対して、自分たちの時間で崩す形をもっと増やしていかないと、こういう結果になってしまうと思います。非常に多くのファミリーの皆さんが、ゴールデンウィークと今日の試合に駆けつけてくれたなかで「0」に終わったことは、本当に情けないです。中3日のFC東京戦で我々の気持ちをしっかりと出さなければいけないと思っています。


ーここ数試合、勝った試合は内容があまり良くなくて、逆に負けた試合は内容がいいという流れが続いています。今日もその一つかと思いますが、そのあたりはどう捉えていますか?

今日に関しては、決して内容がいいとは思っていないです。当然、今はあれぐらいボールを動かせる力があると思いますが、その先がなかったと思います。ガンバのディフェンスが神経を擦り減らすというか、そういうような形で対応していたかと言えば、そういうわけではないと思います。もっと相手に圧を掛けるような攻撃をしていかないといけないと思っています。


ーパトリック選手を先発で起用した意図を教えてください。

彼の最近の出来を評価して今日は先発で使いました。


ー75分に内田宅哉選手と小野雅史選手を投入しました。どんな狙いがあったのでしょうか?

よりサイドを活性化したいという思いもありました。(ハ)チャンレが前半にイエローカードをもらっていましたし、いかなければいけない状況のなかで、カウンター対応なども含めるとケネ(三國ケネディエブス)を後ろに残して、あとはいける選手でということで、内田を使いました。


ー圧力を掛けられなかった要因としては、相手に合わせてしまった部分があったのか、それとも疲れがあったのか、どう感じていますか?

そのへんも含めて分析をしていかなければいけないと思っています。もっと躍動感のある試合をしなければいけないと思いましたが、今日は前半からもう一歩、躍動感に欠けたと思います。それがおっしゃられたように疲れなのか、相手に合わせて自分たちのサッカーを展開できなかったのか、フィジカル(コーチ)とも話をしながら、選手にも聞きながら、どういう状況だったのか確認していきたいと思っています。


ー中山克広選手が入った右サイドの攻撃は完成されてきたと思いますが、左サイドでもう少し押し込めるようになると、攻撃の幅が広がるのかなと思います。今日の左サイドの攻撃の評価と今後求めていきたいことを教えてください。

後半途中で小野を使って、倍井謙も使ったというのは、ベンチから見ても、もっと押し込むような形を作ってもらいたいということです。連戦というのも当然ありますけど、(和泉)竜司とか(永井)謙佑もいってはいましたけど、彼ら本来の迫力ではなかったと思いますので、そこはベンチも同じ見方をしていました。


ー倍井選手と小野選手のコンビネーションに期待した部分もあったと思います。今日の出来についてはどう感じていますか?

見た通りだと思います。もっとやってほしいという形で使いましたが、小野はけがから復帰して久々なので、よく頑張ってくれたと思います。左利きの選手も試合によっては使っていきたいと思っていましたので、これで次からは小野も使えるようになるのではないかと思います。謙は時間が短かったですけど、ああいうなかで一発振ってくれると雰囲気が変わってくると思いますので、時間は短かったですが、そういうなかでアピールしてほしいかなと思っています。