4月7日の高円宮杯 JFA U-18 サッカー プレミアリーグ2024開幕を前に、グランパスU-18出身の井上詩音選手と青森山田高校出身の三國ケネディエブス選手にインタビューを実施。Jユースと高体連、EASTとWESTなど、それぞれの目線からプレミアリーグの思い出や魅力を語ってもらった。
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部
今回はグランパスU-18が4月7日(日)に高円宮杯 JFA U-18 サッカー プレミアリーグ2024の開幕戦(ファジアーノ岡山U-18@トヨタスポーツセンター第2グラウンド)を迎えるということで、プレミアリーグでプレー経験のある2人に高校時代を振り返っていただきます。まずはプレミアリーグの思い出はいかがですか?
井上 僕は高1の夏にプレミアでデビューしたんですけど、その年にプリンスリーグに降格してしまいました。高2はプリンスリーグで戦い、1年で昇格することができたので、高3でもう一度プレミアでプレーすることができました。プレミアリーグは全国各地、大阪や福岡などいろいろなところに遠征して試合をするので、移動も含めて楽しかった印象です。
三國 僕は高体連なので、Jユースと試合をするのが楽しみでした。Jリーグの育成組織に所属している、いわばエリート集団を相手にプレーできる楽しさがありましたね。高2まではベンチにも入れず、観客席でプレミアの試合を観ていたので、憧れの舞台というか、非常に楽しみな舞台でした。
Jリーグの育成組織を食ってやろうというモチベーションがあったんですね。
三國 そのモチベーションはめっちゃ高かったですね。僕の代のEASTではアントラーズ(鹿島アントラーズユース)やレイソル(柏レイソルU-18)とかが強かったので、そういう相手を食ってやろうと。高体連でも流経(流通経済大学付属柏高校)や市船(市立船橋高校)といった強豪がいたので、「負けたくない」というライバル意識は強かったです。
逆にJユースの選手たちはどういった気持ちだったのでしょうか?
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