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明治安田J1リーグ第6節 札幌戦後 監督会見

34月
4月3日(水)、明治安田J1リーグ第6節が行われました。名古屋グランパスは札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、2-1で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


勝てて良かったです。前半は非常に苦しい立ち上がりでした。札幌が攻勢を掛けてきてなかなか押し返せなかったので、早い段階で(永井)謙佑を使いました。失点こそしてしまいましたが、謙佑を出してからは攻撃のリズムが良くなり、それが後半の同点ゴールにつながったと思います。終盤は「謙佑の個の力を生かすしかないのかな」ということで張り気味のポジションを取らせました。いいタイミングで決めてくれたと思っています。


ー早い時間帯で永井選手を投入しました。ハーフタイムを待たず、思い切った交代をした印象です。

連戦ですし、謙佑を使わないと札幌の波状攻撃を収めることができないと思い、起用しました。


ー張り気味のポジショニングとした狙いは?

勝つためです。札幌も勝つために前に人数を掛けてきましたから、その力を利用しようというか、それしか手がなかったので。謙佑はいい仕事をしてくれたと思います。


ー同点ゴールにつながるPKを獲得した場面も含め、相手の隙を突いた攻撃を見せていたかと思います。攻撃面の評価を教えてください。

前半の途中から、そういった攻撃を仕掛けられるようになりました。ハーフタイムに攻守のポイントを1点ずつ映像で観せて、選手が理解したうえで後半に入ってくれたと思います。いい崩しだったと思います。


ー倍井謙選手と吉田温紀選手を先発させました。彼らの評価はいかがですか?

1点は取られましたが、温紀は最後まで集中して対応してくれたと思っています。謙に関しては引き続き、というところです。試合に出場しながら経験値を上げていくものだと思います。ポテンシャルのある選手なので、いつか結果を出してくれるんじゃないかと期待しています。


ー数少ない決定機で仕留めました。チームの勢いが増すゲームだったと思いますが、この勝利の意味をどのように捉えていますか?

前節、(横浜F・)マリノスに逆転勝ちしたことで、選手たちは自信を持って今日の試合に臨んでくれたと思います。札幌が気持ちを出して戦ってきたので、非常に難しい展開になりましたが、点が取れていることでの冷静さがチームに生まれていると思います。


ー次の試合に向け、修正していきたい部分はありますか?

やはり試合の入りというのは大事だと思います。昨シーズン、ルヴァンカップも含めて終盤戦で(アビスパ)福岡に勝てなかったので、しっかり準備していかなければいけないと思っています。