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ホットスタッフ名岐カップ FC岐阜戦後 監督会見

102月
2月10日(土)、ホットスタッフ名岐カップ が行われました。名古屋グランパスは岐阜メモリアルセンター長良川競技場でFC岐阜と対戦し、2-1で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


いいトレーニングマッチになったと思います。立ち上がりから岐阜が気持ちを見せてプレーしてきて、システムを変えざるを得なかったぐらいの圧力がありました。キャンプを含めお互いに疲労が溜まっていたなか、簡単なゲームにはなりませんでした。この時期に今日のような本気のゲームができたことは、いろいろな意味で良かったと思います。1点を取られましたが、しっかりと切り替えて逆転することができました。とはいえ、3点目、4点目を取れればさらに良かったと思います。まだまだ決め切るところが足りていないと思いますので、引き続きやっていきたいと思います。


ー森島司選手がいいパフォーマンスを披露しました。

キャンプに続き、ゴールを決めました。ただ、タッチはまだまだというか。ボールロストが少ない選手なので、開幕までにタッチの感覚を上げていってもらいたいと思います。


ー早いタイミングで内田宅哉選手に代えて野上結貴選手を投入しました。その狙いを教えてください。

相手の圧に押され、クリアしきれなかったり、球際で持っていかれるシーンがあったので、野上で手当てをしようと。また、相手のFWが縦関係になりながら、椎橋(慧也)の裏側でボールを受けていたので、ダブルボランチにしました。その形にしてから、(ハ)チャンレ、ボランチのところで相手のツートップを管理できたと思います。前半の立ち上がりのように決定機を作られる回数は減ったと思います。試合前からそういう状況になるとなんとなく感じていたので、ミーティングをして「こういうやり方にしよう」と準備していたのですが、それを上回る岐阜の圧力があったこと、全体が間延びしてしまったことで、相手に突かれてしまいました。それにより、手当てをせざるを得なかったということです。


ー両サイドが攻撃を活性化させていました。

中山(克広)は点を取ってくれて、期待以上だったかなと。山中(亮輔)は精度の高いクロスを上げてくれたと思います。ただ、キャンプでは森島が左に入ることが多く、途中で立ち位置を変えたことでコンビネーションに関してはなかなかうまくいかなかったかなと。途中から出た久保(藤次郎)にしても小野(雅史)にしても、持ち味を出してくれたと思います。今シーズンは、昨シーズンよりもいかにサイド攻撃を高めていけるか。パトリックのヘディングなど、ああいうところで決め切れると、得点力アップにつながっていくんじゃないかなと思います。