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【新加入選手インタビュー】小野雅史「今がチャレンジする時だと思った」

121月

グランパスへの加入が決定した小野雅史選手に加入後初となるインタビューを実施。移籍の経緯やクラブの印象、そして今シーズンへの想いなどを語ってもらった。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部


昨年末の12月27日に完全移籍での加入が発表されました。新年はどこで迎えましたか?

小野 埼玉県の浦和にある実家に帰省し、正月は家族と一緒に過ごしました。「J1でプレーしたい」という僕の想いを知っていた家族からは、「思いきってチャレンジしてきない」と言ってもらいました。地元の友人たちには「グランパスへの移籍、おめでとう!」と口々に声を掛けてもらいました。子どもの頃、一緒にサッカーをやっていた仲間たちも多くて、「まさ、ここからだぞ」と激励してもらいましたね。


グランパスからオファーを受けた時の率直な気持ちを聞かせてください。

小野 うれしかった反面、悩んだのも事実です。というのも、昨シーズンは(モンテディオ)山形でJ1昇格プレーオフに進出しながら、あと一歩のところで昇格を逃していて、「もう一度チャレンジしたい」という気持ちも強かったので。左サイドバックとして1年をとおしてプレーすることができたからこそ、今回のオファーにつながったわけですから、そういった意味でも山形への恩を十分に返しきれていないという思いもありました。悩みに悩みましたが、最後は「常にチャレンジする」、「J1でプレーする」、「日本代表を目指す」といったプロになった頃に掲げた自分の目標を達成するために決断しました。27歳という年齢も考えれば、「今がチャレンジする時だ」とも思いました。


オファーに際して、グランパスからどのような言葉を掛けられたのですか?

(残り: 3247文字 / 全文: 3958文字)

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