NGE

【読書の秋企画】読書と私のちょっとした話(中島大嘉編)

611月

“読書の秋”が今年もやってきました。『INSIDE GRAMPUS』では、読書を趣味としている選手たちにインタビューを実施。読書との関わりやオススメの作品、本を読むことへの考え方を語ってもらいました。今回は中島大嘉選手のインタビューをお届けします!


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部


本を好きになったきっかけを教えてください。

中島 母が絵本をよく読んでくれていた記憶があるので、その影響で小さな頃から本が好きだったんだと思います。いろいろなお話を読んでくれましたが、中でも印象に残っているのは、グリム童話の『ブレーメンのおんがくたい』。それと、肉をくわえた犬が橋を渡る時に下を流れる川をのぞき込んだら大きな肉が映っていて、それを食べようとして自分のくわえていた肉を落としてしまうという話……ほら、あれはなんでしたっけ? そうそう、イソップ物語の『よくばりな犬』。小学校に上がる前はそういうお話がたくさん載っている童話の本が好きでした。


そうやって本の虫になる素地が育まれていたわけですね。

中島 そうですね。小学校に入ると、低学年の頃から図書室の本を借りてよく読んでいました。朝に図書室で借りた本を午前中に読み終わって、昼休みに返却してまた本を借りてまた読むということをしょっちゅうやっていて。授業中も本を読んでいて、先生によく怒られていました(苦笑)。たぶん図書室にある興味のある本は全部と言っていいくらい読んだと思います。担当の先生に「もっとほかの本を読みたいので買ってほしい」とリクエストしていたくらいでしたから。


そんな小学生はなかなかいないと思います。小学生の時はどういったジャンルの本を読んでいたのですか?

(残り: 3262文字 / 全文: 3976文字)

この続きをみるには

この記事の続きは会員限定です。
JリーグID登録と購読手続が
完了するとお読みいただけます。