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【インタビュー】中島大嘉「チームの歴史に名を残すような活躍を見せたい」

48月

クラブイベントやSNSで名古屋に活気をもたらした男が、いよいよピッチで躍動する時が来る。6月27日のチーム合流から約1カ月の順応期間を経て、コンディション、チーム戦術へのフィットへの手応えは上々。「ゴールで勝利に貢献し、タイトルを獲りたい」。強い覚悟を持ってやって来た迫力満点の大型ストライカーが、名古屋での栄光へ向けた大きな一歩を踏み出す。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部


6月27日にグランパスに合流し、約1カ月が経過しました。加入当初の印象はいかがでしたか?

中島 僕自身、初めての移籍で、チームや監督が変わるとこんなにもサッカーが変わるんだと痛感しました。それが一番ですね。(北海道コンサドーレ)札幌はわかりやすく言えば、コンビネーションで相手を崩して点を取るスタイルですが、グランパスはより縦に速くて、前にもうしろにもすごく速いサッカーです。攻守において、強度がすごく高いと感じました。


過ごしやすい気候の札幌から暑い名古屋へ来ましたが、暑さは大丈夫ですか?

中島 本当に暑くてびっくりしました。到着した初日、「自分の周りだけ暑いというドッキリなんじゃないか」と思ってカメラを探してしまうほど(笑)。練習初日はキツ過ぎて、倒れるかと思って、国見高校時代の苦い記憶が蘇ってきました。札幌の気候に慣れきっていたので、練習の強度よりもなによりも、ただただ暑さに驚きましたね。


慣れない暑さが続く中、自分らしさをアピールすることはできていますか?

中島 縦に速いサッカーなので、自分の持ち味であるスピードだったり、エリア内での強さは生きると感じましたし、合流してから自分のストロングポイントを見せられていると思っています。もちろん、もっとやらなければいけませんが、加入する以前からグランパスのサッカーは自分の特長を多く出せるチームだと思っていたし、実際にチームに加わり、やれるという手応えを感じています。


改めてストロングポイントを教えてください。

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