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明治安田生命J1リーグ第21節 京都戦後 監督会見

167月
7月16日(日)、明治安田生命J1リーグ第21節が行われました。名古屋グランパスはサンガスタジアム by KYOCERAで京都サンガF.C.と対戦し、1-2で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


たくさんのファミリーの皆さんに、連休ということもあって来ていただいて、応援していただいたのですが、その期待に応えられなかったことは非常に残念だと感じています。やはり勝利をプレゼントしたかったと思っています。選手たちは先制されながらも、尻上がりに良くなりましたが、終盤は少し運動量が落ちてしまったなと。あとはパトリックなどフレッシュな選手が入ってきて、長いボールで押し込まれた部分はあったと思います。2失点目もセットプレーだったので、セットプレーの確認というところは中断期間にまたしっかりとやっていかなければいけないと考えています。


ー出場停止の永井謙佑選手に代わって、ターレス選手を起用しました。彼のプレーをどう評価していますか?

最初はFWとして使ったのですが、サンガがアグレッシブに入ってきたので、彼の良さをなかなか出し切れなかったと。1失点してからシャドーに落として、そこから持ち味が段々と出てきたのかなと思います。「自分もできる」というところを見せたかったと思います。なかなか決定的を仕事をさせてもらえなかったと思いますが、しっかりと爪痕を残してくれたのではないかと思っています。


ー後半にはボランチ2枚を同時に代えました。どんな狙いがあったのでしょうか?

稲垣(祥)は水曜日に(天皇杯で)120分間とPK戦をやっていますし、イエローカードをもらっていました。飲水タイムのあとは非常に激しい展開が続くことが予想されたので、まだまだやれたとは思いますが、今日ボランチにフレッシュな選手がたくさんいたので、米本(拓司)だったり、山田(陸)の運動量に懸けたいと。あの時間帯から終盤に掛けてもっともっと躍動してくれると信じて入れたのですが、若干思い描いたとおりにはいかなかったかなと思います。ただ、彼らなりに頑張ってくれました。途中から入るのは難しいので、頑張ってくれたと思っています。


ーベンチにはボランチの選手が多く入っていましたが、試合展開を予想しての判断だったのでしょうか?

誰が残っているかは皆さんもわかっていると思います。貴田(遼河)が今けがで使えない状況なので、ほかに攻撃的な選手で言えば(豊田)晃大もいますが、山田にしても(長澤)和輝にしても、前回の天皇杯で頑張ってくれたので、今回はこういう布陣にしました。


ーキャスパー ユンカー選手の華麗な個人技もあり、なにか一つハマれば変わった試合だったのかなと思います。

彼らを引っ張るしかありませんでした。もう1点取って勝ち越したら、フレッシュな選手を入れようと思って、交代回数と選手を残していました。どっちに転ぶか、というような展開の中で最後に決められてしまったのは残念でした。


ー前半の入りから重いような展開になりました。それは連戦の疲れによるものなのか、それとも京都の出方によるものだったのでしょうか?

サンガがあのぐらいで入ってくるというのは予想していました。だいぶ押し込まれるという覚悟は(していました)。昨シーズンのリーグ戦もそういった展開だったので、初めの10分、15分でしっかりと入れればと思っていました。その中でセットプレーから失点してしまいましたが、そのあとは落ち着いて、徐々に自分たちのペースに戻していけたと思います。(1失点目は)あのキックを褒めるべきかなと。ポストに当たって、内側に入ってきたというアンラッキーな部分もありましたが、キッカーを褒めるべきだと思います。