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【インタビュー】石田凌太郎「栃木に風を吹かせて、大きく成長して帰ってくる」

137月

7月13日(木)、石田凌太郎がJ2の栃木SCに育成型期限付き移籍(2024年1月31日まで)することが発表された。移籍が決まった石田が『INSIDE GRAMPUS』の取材に応じ、移籍についての想いや新天地での意気込みを語った。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部


栃木SCへの育成型期限付き移籍が決まった現在の心境を教えてください。

石田 悩んだ上での決断でしたが、決めたからには成長してグランパスに帰ってこなければならないですし、まずは栃木で試合に出ることを一番に考えています。


移籍の経緯や決め手を教えてください。

石田 グランパスで試合に出ることが一番ですが、現状ではなにかが足りていないからコンスタントに出場することができていません。ですから、今の自分に足りない部分を見つけること、そして自分の武器を再確認し、より強い武器にする。そのための移籍だと僕は考えています。もう一つ、グランパスと栃木が同じようなスタイルのサッカーを志向しているのも移籍の決め手となり、思い切ってチャレンジをしようという決断に至りました。


最近は悩んでいたとも聞きしました。

石田 現在21歳で、若く見られがちですが、プロ入りしてもう4年目ですし、試合に出て結果を残さなければならない年齢になってきていると自覚しています。昨シーズンからハル(藤井陽也)がレギュラーとして試合に出始めていることが刺激になっていましたし、今シーズンは僕よりずっと若い(貴田)遼河も試合に絡んできている状況で、焦りがないと言ったらウソになります。とにかく試合に出て成長したい、という気持ちが強かったです。


自分の立場に危機感を覚えるようになったと。

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