7月1日(土)、明治安田生命J1リーグ第19節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで川崎フロンターレと対戦し、2-0で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。
長谷川健太監督
全員がよく闘ったすばらしいゲームだったと思います。川崎にボールを支配されましたけど、それは川崎の戦い方であり、うちはうちのサッカーでしっかりと点を取りました。クリーンシートでの勝利は非常に大きいと思っています。しっかりと切り替え、次の試合に向けて準備していきたいと思います。
ー前半の立ち上がりは後方から組み立てていたものの、時間の経過とともにシンプルに縦を使うようになったかと思います。どういった指示を出していましたか?
指示はしていないです。今日は「自分たちの判断でやっていこう」ということでやらせました。
ーチームの強みを生かしてゴールを奪いました。
マテウス(カストロ)が左サイドを突破したシーンなど、得点にならなかった場面でも、我々の武器を生かせていたと思います。川崎のように多くのパスをつないで、というわけではないですが、我々は我々のサッカーで点を取って勝ちきれたという意味で、大きな試合だったと思っています。
ーボランチとしてプレーした内田宅哉選手の評価を聞かせてください。
米本(拓司)が累積で出られず、山田(陸)が発熱したことで体力的に厳しいということもあり、内田をチョイスしました。本当によくやってくれたと思います。開幕戦もボランチで出ましたが、その時はなかなか持ち味を出せませんでした。今日の試合では、前線とディフェンスラインの架け橋というか、つなぎ役になってくれたと思っています。
ー川崎に対してシーズンダブルを達成しました。グランパスとしては2011年以来、監督にとっては2005年以来のこととなりますが、現在のお気持ちはいかがですか?
選手たちがしっかり闘ってくれたおかげだと思っています。まだまだ上を追いかけていかなければならない状況なので、川崎にダブルで勝ったことは一度置いておき、シーズンが終わった時に今日の試合が良かったと言えるようにしていきたいです。
ー河面旺成選手が今季リーグ戦で初先発を果たしました。家長昭博選手をしっかりと抑えていたかと思いますが、どのように評価していますか?
前節、野上(結貴)が捻挫して今週末は微妙という状況の中、河面がいい準備をしてくれました。河面は昨シーズン、苦しみました。なかなか試合に出られず、けがも続くような状況でしたけど、コツコツと体を鍛えて準備してくれていました。ルヴァンカップでいいプレーをしてくれて、今日の試合につながったと思います。今後も彼のビルドアップ、左足は武器になると思います。引き続き頑張ってもらいたいと思います。
ー次節の横浜F・マリノス戦に向けて、弾みがつくような勝利だったかと思います。疲れ、暑さも含め、準備の面で苦労する部分もあるかと思いますが、どのように考えていますか?
もっと暑くなったほうが、マリノスにとっても厳しい状況になると思います(笑)。ガンガン暑くなってもらえればと思います(笑)。