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2023JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節 広島戦後 監督会見

186月

6月18日(日)、2023JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦し、2-1で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。


長谷川健太監督


新しい選手を試すことができ、またそういう選手がしっかりとプレーして結果を出してくれたことは非常に良かったと思います。(サンフレッチェ)広島がタフに闘ってきた中で、チームとしてしっかりと結果を出せたので、後半戦につながるゲームができたのではないかなと思います。ルヴァンカップは決勝トーナメントに向けて、組み合わせが決まったらまた準備を進めていきたいと思っています。


ースタメンで起用した山田陸選手は、米本拓司選手や稲垣祥選手とは違ったストロングを出していました。山田選手の評価はいかがでしょうか?

言うことがないくらい、本当にすばらしいプレーをしてくれたと思っています。


ー後半戦に向けて、選手起用における新しい選択肢が増えたのではないでしょうか?

河面(旺成)が3バックで結果を出したことと、交代選手がなかなか点を取れない中で(石田)凌太郎が追加点を取ってくれたことも良かったと思います。チームとして勢いを持って後半戦のスタートが切れるんじゃないかなと思います。


ー石田選手は昨季、なかなか結果が出ない中でも辛抱強くプレーしていました。ようやく結果が出たことをどのように受け止めていますか?

貴田(遼河)が結果を出したことで、触発されたと思っています。焦りもいろいろとあったと思いますが、そういう中で結果を出してくれたことは、チームとしても非常に大きいと思います。なによりも本人が一番ホッとしているんじゃないかなと思います。


ー監督もホッとしたように見えました。ゴールが生まれた時の感情は?

単純に追加点が取れたことに(ホッとしました)。チャンスがあった中でなかなか決めきれなかったので、しっかりと決めきってくれたなと。喜怒哀楽が表に出る選手なので、勢いをチームに与えてくれるんじゃないかなと思っています。


ー石田選手が「『決めてこい』と監督に言われ、背中を押されて試合に入った」と話していました。具体的にはどんな言葉を掛けたのでしょうか?

それだけです。ちょうど広島も前掛かりになっていた時間帯で、こちらもチャンスがあった中で決めきれない状況でした。凌太郎には「決めてこい」と一言言って送り出しました。


ー選手層を厚くする上で、こういったカップ戦は重要ですか?

そうですね。昔から特にJリーグカップは“襷をつなぐ”という表現をしていて、いろいろな選手が試合に出て、チームとして勝ち上がっていくと。そういう表現をしていつも闘ってきました。天皇杯もルヴァンカップも大事な試合だと位置付けています。