NGE

明治安田生命J1リーグ第16節 C大阪戦後 監督会見

36月
6月3日(土)、明治安田生命J1リーグ第16節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでセレッソ大阪と対戦し、3-1で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


いい入りができなかったのですが、中盤の形がハマりだしてからはタイトにいけるようになりました。アグレッシブな闘いができたと思います。前半のうちに3点取れたことも非常に大きかったです。今シーズン初ゴールの選手が2人いて、チームにはまた活気が出ると思います。強いて言えば、後半に追加点を取れれば言うことのない試合だったと思います。交代したメンバーも含め、リードした時の戦い方に磨きを掛けなければいけないとも思いますが、好調なセレッソに先制されながら逆転で勝ったのは大きいと思います。


ーいい入りができなかった要因をどのように考えていますか?

奥埜(博亮)や香川(真司)が嫌なポジションを取ってきました。準備はしていたのですが、中盤の形がうまくハマらなかったというのが一つ。間延びしてしまったと思います。米本(拓司)が奥埜をしっかりつかめるようになってから、受け渡しもしつつ中盤でタイトにいけるようになりました。ディフェンスラインの狙いもはっきりしたんじゃないかなと思っています。はじめは(キム)ジンヒョンのボールがレオ セアラや為田(大貴)の足元に入ったりして、ボールにチャレンジできる形を作れませんでした。1点を取られたあとは球際を作ることができたと思います。


ーここ数試合、マテウス カストロ選手をトップ下で起用していますが、今日はこれまで以上にアグレッシブに闘うことができたように思います。

自分たちの攻撃をブラッシュアップしていかなければいけません。マテウスは1.5列目に入り、いいプレーをしてくれたと思います。ここ2試合、点を取れていますし、攻撃の迫力も出てきたと思います。良かったと思います。


ーマテウス選手を1.5列目で起用することによる狙いは?

得点力を上げることです。マテウスは結果が出ずに苦しんだ前半戦だったと思いますので、景色を変えることにより調子が上がってくればなと。もちろん、守備ではアジャストしていかなければいけないところもありますが、攻撃面でのメリットがよく出た試合だったと思います。デメリットよりメリットが勝ったというようなゲームができたと思います。


ーキャスパー ユンカー選手を中央に配置する形とは違った立ち位置でも結果を残すことができています。手応えはいかがですか?

いろいろな形で戦っていかないといけません。Jリーグのチームには分析力がありますし、対応されてしまうと思います。臨機応変にというか、成長しながらやっていくということで、軸を残しながら闘えていると思います。


ー前半、前線3枚のポジションを変えていたと思います。守備に重きを置いていたからでしょうか?

基本的には変えていないです。マテウスがトップ下でスタートしましたが、攻撃の形は守備の形に当てはまらないので、補填し合うためにポジションが変わっていたのかなと。どんな形にも見えると思いますが、基本的には変えていないです。後半途中、体力的に厳しくなってきたこともあり、システムを3−5−2に変えました。