NGE

明治安田生命J1リーグ第12節 G大阪戦後 監督会見

65月
5月6日(土)、明治安田生命J1リーグ第12節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでガンバ大阪と対戦し、1-0で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


厳しい日程で、両チームにとって難しいゲームになったと思いますが、18人が力を合わせてしっかりと闘ってくれました。前半、チャンスはあったものの、いつものペースではなかったと思います。とはいえ、ゲームは作ってくれて、後半に仕留めることができたことは良かったです。ガンバ(大阪)には一発のある選手がいるので、気の抜けない展開になりました。最後は「もう1点を」というよりは固くというか、勝ちきることにシフトしました。その中でもう1点を取れればとも思いながら戦う展開となりました。ゴールデンウィークは非常に多くのファミリーが来てくれた中、最後はいい形で勝利をプレゼントすることができて良かったと思います。しっかりと休み、次の試合に向けて準備していきたいです。


ー疲労度の高い中での難しいゲームになりました。今日の勝利をどのように評価していますか?

よく勝ちきってくれたと思います。内容が良くて、勝利をつかめればそれに越したことはありませんが、割りきるところは割りきり、勝点3にコミットして闘えたことは良かったと思います。


ー上位対決を含めた3連戦を1勝2分で終えました。この成績をどう捉えていますか?

悪くはないと思います。振り返れば、(4月23日の)湘南(ベルマーレ)戦で勝ちきることができていればとも思いますが、前回の(ヴィッセル)神戸戦はよく追いついたとも思います。(横浜F・)マリノス戦はいいゲームをしたものの、2点目を取れなかったということなので致し方ない引き分けだったと思います。横浜FCを含め、神奈川県のチームと4試合を戦い、その前は浦和(レッズ)と対戦しました。今回は関西の2チームが相手ということで、タフなチームとの試合となりましたけど、負けずに勝点を積み上げながら、今日は勝って終えられたので非常に良かったと思います。


ー無失点に抑え、勝ちきったことは大きいのでは?

「0」でいけるメンバーをそろえました。しっかりとやるべきことをやってくれたと思います。


ーここ数試合、「0」で抑えることができていませんでした。今日のクリーンシートは大きな自信になるのでは?

後半は打ちあう形になるのかなと思っていました。宇佐美(貴史)らを入れてくると思っていましたから。そうなってもいいようなメンバーをベンチに置いていました。焦れる展開の中でこじ開けることができたことは良かったです。こじ開けてからは野上(結貴)を入れて、リードを守りながら追加点を、という形にシフトしました。選手がしっかりと遂行してくれたと思います。


ー決勝ゴールを決めた稲垣祥選手の評価を聞かせてください。

今シーズンは足首の状態が良く、昨シーズン以上にすごみを増しています。運動量も増えていて、今日もすばらしい点を取ってくれました。ボランチで得点力が上がると、チームの得点力は上がると思います。今日は稲垣と(長澤)和輝がスタートから出ましたが、米本(拓司)もいいパフォーマンスを見せてくれています。彼らのパフォーマンスには満足しています。