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飛騨古川キャンプ:最終日監督囲み取材

67月

飛騨古川キャンプ最終日のトレーニングは、荒天によるグラウンド事情や交通事情を鑑み、中止となりました。また、チームは予定より早く名古屋に戻ることが決定しています。キャンプ終了を受け、風間八宏監督が囲み取材に応じ、6日間のキャンプを総括しました。

風間八宏監督


―飛騨古川キャンプは最終日に練習をできずに終了を迎えました。

試合はできましたし、新しく入ってきた選手も合流してくれたので。今回は選手同士で課題を見つける、自分たちで積極的にやるというところで、すごく有意義だったと思います。


―エドゥアルド ネット選手の動きについてはいかがでしたか?

彼が入ることでボールが落ち着きます。戦術眼が高く、周りが自然な形で入ってこれるので、すごくおもしろいと思っています。他の選手たちもスムーズに動けていると思います。


―ネット選手の存在により、プレーに緩急がついたという印象もあります。

彼が見ているところは簡単には分からないと思います。トレーニングの中で、他の選手たちがそういうところを見えるようになるという相乗効果もあると思います。


―継続して取り入れていたシュート練習の形が試合でも見られるようになってきたのでは?

数はものすごく多くなりました。後は個人のフィニッシュの部分を意識させてやっていく段階にはきています。ゲームが流れるようになりましたし、チャンスの数も多くなってきています。ずっと積み重ねてきたものが出ていると思うので、試合までに突き詰めて、フィニッシュの質を高めていきたいと思います。


―中断期間も残りわずかです。公式戦に向けてチームをどのように仕上げていくのでしょうか?

まずは最後のフィニッシュのところです。ただ、まだ合流していない選手もいるので、そういうところも含めて、すべてではなく1つずつやっていかなくてはいけません。骨組みがだいぶ見えてきているので、そこから肉付けをしていく。それから、一年を通して最後にどこにいるのか、あるいは自分たちがどのくらいできるのかが一番大きいので。いい合宿ができましたし、これからも積み上げていくものがあります。後ろの部分も安定してきたので、もっと安定させていくところと、最後の仕留める部分の質のところをやっていきたいと思います。


―天皇杯の広島戦、リーグ戦の浦和戦、広島戦では契約や登録の問題で出場できるメンバーに制限があります。

そこは難しいところです。ただ、自分たちの骨組みはこのサッカー自体なので。そこのところはブレずにやっていって、選手たちがそれを表現してくれればと思います。