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相馬勇紀選手 日本代表メンバー選出オンライン記者会見

159月
9月15日(木)、「キリンチャレンジカップ2022」の2試合に臨む日本代表メンバー30名が発表されました。日本代表メンバーに選出された相馬勇紀選手がオンライン記者会見に臨みました。

相馬勇紀選手


ー日本代表メンバー選出おめでとうございます。ワールドカップ本大会直前の重要なタイミングでの代表活動ということで、今までとは違う重みを感じているかと思います。今の心境はいかがですか?

んー、あまり重みは感じていなくて。(日本代表メンバーに)選ばれましたが、自分の序列が高くないことはわかっているので、向こう(ドイツ)での一つひとつの練習やピッチ外のコミュニケーションも含めて自分がやって、評価されるか、されないかだと思っています。チャレンジャーの気持ちをもともと持っていて当然ですが、その気持ちしかないという感じです。


ーすごく落ち着いていますね。

ずっと(日本代表のメンバーに)入っていたわけではないですし、自分が(ほかの選手を)抜いていくではないですけど、そういう立場なので。当落線上というわけでもないので、結果を出すだけだと思っています。


ー今日の日本代表メンバー発表会見で、森保一監督がEAFF E-1サッカー選手権やその前後のクラブでの活躍を評価していると話していました。そういった点で手応えを感じている部分はありますか?

代表と自チームでポジションやシステムが違うところで、それぞれの良さを出せたかなと思っています。E-1で点を取れたことは良かったですし、普段はウイングバックとして外で張っている分、外での良さと中に入った時にどういうプレーをしたらいいかがわかってきたと感じています。あと、守備力がすごくついたと思うので、それぞれのシステムやポジションでのいいところを両方取れるようになったなと思います。


ーポジションの違いという部分で、代表で意識しなければいけないことは?

アタッカーの選手なので、得点やアシストを一番にやっていきたいです。そこが取れなければ本大会のメンバーには選ばれないと思うので、短い時間で結果を出すことを一番に考えていきたいと思っています。


ー普段ウイングバックをやっていることで、代表での1列前のポジションで生かせそうな部分はありますか?

まずは守備のところで、ボールを奪う力や対人で負けないところは、1つ能力が上がったかなと思います。ウイングバックだと、カウンターで出る時に味方が(ボールを)失うか失わないかで、走りきっていいかどうかが変わってきます。そういった部分はポジションが1つ高くなることで、いける時に走れば相手の最終ラインに対して仕掛けられる動き出しができると思います。そうすればゴールに直結するプレーができると思うので、そういうところを生かしていきたいと思います。


ー相馬選手は外国籍選手とのマッチアップを得意としていると思います。楽しみにしている部分はありますか?

そうですね。世界で闘っている選手とやれるのは本当に楽しみです。日本のサッカーと少し違うなと感じる部分は、ボールを奪いに深いところまで入ってくるところです。最初の動き出しや相手が足を出したところで(ボールを)少し浮かすようなプレーを出していけばもっと相手の深いところまで入れると思うので、そこは意識していけたらと思います。


ー国内組中心で臨んだEAFF E-1サッカー選手権とは違い、今回は海外組も含めたワールドカップの本大会を見据えた人選です。前回と今回を比較して、選出された時の気持ちは違うものですか?

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