森下龍矢選手

ー試合の振り返りをお願いします。

結果は0−0ですけど、勝ちに値するようなゲームができたのではないかと思います。（ルヴァンカップでの）悔しい敗戦を経て、しっかりと準備してきたことを出せたところもありました。いろいろな意味で悔しいところもたくさんあったのですが、選手は置かれた立場で全力を尽くすだけなので、また次に向けて全力で準備していきたいと思います。

ー相手がボールをつないでくることが予想された中で、ボールを奪ってからひっくり返すという部分がポイントになったと思います。

前からいくというのはベースとしてありますけど、相手もうまいし、90分いき続けるのは苦しいというところで、しっかりと引くというところもチーム全体で共有できていました。あとは一発仕留めるところでしたけど、かなりチャンスはあったので仕留めたかったというのが率直な気持ちです。

ー前半はディフェンスラインの選手や中盤の選手とコミュニケーションを取る場面が多かったと思います。

正直、前半はめちゃくちゃキツかったので（笑）。コンパクトにして、1人だけが早くいきすぎたりとか、自分勝手にいかないようにコミュニケーションを取っていました。

ー右サイドでいい動きを見せていたと思います。自身のプレーについてはいかがですか？

いつもよりは前にいく回数が少なかったですが、いった時にはシュートまでつながっていたと思うので、かなり効果的なプレーができたのではないかと思います。ただ、岩崎（悠人）選手がかなり深い位置でピン留めしてきて、しっかりと下がったところから50メートル、60メートルを走らなければいけなかったので、そこは苦しいところではありました。その中でも90分しっかりとプレーできたのではないかと思います。

ーチームとして左で作って、右で勝負という形を狙っていたのでしょうか？

（残り: 2219文字 / 全文: 3105文字）