稲垣祥選手
ー3週間ぶりのリーグ戦となります。中断期間中は休養やトレーニングもあったと思いますが、どう過ごしていましたか?
個人としてもチームとしても一回休めてリフレッシュできたこと、そして「もう一回ここからやるぞ」という英気を養う時間を得られたのは大きかったと思います。あとは、練習では今後に向けてどう修正していって、どういうところを伸ばしていくかというところに取り組みました。
ーこれまで抱えていた課題をどうするかという部分と、新加入選手を加えてどうするかという部分を考えながらトレーニングしていたと思います。
新加入選手が入ったことで(今までと)違う現象というのは出てくると思います。新加入選手の特徴や最大値を引き出せるかどうかというところは大事だと思います。逆に、グランパスとして今シーズン積み上げてきたものや、絶対にやってもらわないといけない部分もあったりするので、新加入選手にそういうことを理解してもらって、浸透させるような時間を作れたと思います。
ー稲垣選手から見て、彼らとの融合度合いはいかがですか?
練習をやっている限りでは、みんな問題なくプレーしてくれていると思いますし、チームにプラスのものを還元してくれていると思います。ただ、試合をやってみないと、それがどうマッチして、どんな現象が出てくるのかわからないところもあるので、試合をやりながらもっと高めていけたらなと思います。
ー紅白戦などの実戦的な練習の中では、彼らが入ったことでの変化やこれまでのチームとの違いを感じる部分は?
それぞれ特徴があるので、特徴のところでゲーム形式の練習の中でいくつか違いが出ていたと思います。「この選手が入ったらこういう部分で違いが出るな」と感じるところはいくつかありました。
ー稲垣選手は中盤の永木亮太選手や重廣卓也選手と近い位置でプレーすることになると思います。彼らとのプレーをどう感じていますか?
(残り: 2389文字 / 全文: 3242文字)