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【Talk×Talk】キャンプ(仙頭啓矢)

217月

新企画『Talk×Talk』が本日からスタート。選手が好きなこと、ハマっていること、おすすめしたいもの……あらゆるジャンルの中から一つのテーマに絞って語ってもらいます。記念すべき第一回目は仙頭啓矢選手が趣味であるキャンプについてトーク。キャンプの醍醐味、どんなキャンプをしているのか、初心者におすすめのキャンプなどについて話してくれました。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部


今回は仙頭選手がよく行っているというキャンプについてトークをお願いします。

仙頭 読者の方の中には興味はあるけどまだ行ったことがない方、知識があまりない方もいると思うので、なんでも話して、魅力を伝えられるように頑張ります(笑)。


まずはずばり魅力をお願いします。

仙頭 手間を掛けて作る食事もそうですけど、キャンプの魅力は焚き火にあると思います。好きなキャンプグッズ(ギア)に囲まれた中で焚き火をするのは最高です。ただ、準備や片付けが大変なので、その大変さも楽しめる人に向いていると思います。


ファンクラブ会報誌のインタビューでも「焚き火は落ち着く」と言っていました。最近は『YouTube』などで焚き火の動画を観る人もいるそうですね。

仙頭 コロナ禍で流行ったものの一つですよね。焚き火はすごく落ち着きます。人間は水や火など、不規則な音にリラックス効果を感じるらしいんですよ。焚き火もパチパチと不規則な音がしますよね。火を見ていると心地いい気持ちになります。それに、普段はよくスマホを触っていますが、焚き火をしている時は自然と触らなくなるんです。デジタルデトックスができるというか、スマホなどを触らない時間が勝手に増えていく感じなので、そういうところもいいと思います。


仙頭選手がキャンプを始めたきっかけは?

仙頭 きっかけはコロナ禍で人とあまり接触しないで過ごせるということと、去年は九州に住んでいて近くにキャンプ場が多くあったということですね。僕自身、もともと自然が好きということもあって始めてみました。最初はデイキャンプに行って、そこから一気にハマりました。


デイキャンプというのは日帰りのキャンプですか?

仙頭 そうです。デイキャンプでは泊まることを目的としたテントではなく、タープテントという日除けのようなテントを使います。タープを建てて、軽く焚き火をするような感じです。そこから泊まりのキャンプにハマっていくようになりました。今はキャンプギアを集めるのがすごく楽しくて、好きなブランドのギアを集めたりしています。どんどん新しいギアが欲しくなっちゃうんですよ(笑)。


キャンプグッズはどのぐらいそろえていますか?

仙頭 人それぞれですが、同じ機能のものをいくつも持っていたりもします。テントも家族で使う用のものと、1人用のもの、友だちと使う用のものをそろえています。本当にいろいろなギアがあるんですよ。寝具でもコットだけでなく、床で寝るためのマットも持っているので、その時の気分や天候に合わせて選んでいます。ちなみにコットはベッドとしてだけでなく、ベンチや荷物置きとしても使えるものです。いろいろなものが欲しくなるので、集めだしたらキリがないですね(笑)。


今欲しいものは?

仙頭 ガレージブランドと言われる個人で作られているブランドがあって、そこにかっこいいものがたくさんあるのでいろいろと欲しいなと思っています。見ているだけで楽しいんですよ。お店が近くになかったりもするので、オンラインで買うことが多いんですが、抽選で当たらないと手に入らないものもあるんですよ。


キャンプには1人でも行きますか?

仙頭 まだ1人で行ったことはないんですけど、いずれは行ってみたいと思っています。オフに行く時は、家族と行くことが多いです。

息子は1歳半ですが、一緒に行っても全く問題ないですよ。火の取り扱いなどに気を付ける必要はありますけど、自然と触れ合えたりするので、むしろ子どもにとっていいと思います。


ファンクラブ会報誌の取材では「男は火を起こせてなんぼ」と言っていましたね。

仙頭 火は起こせないとダメですね(笑)。火の良さもそうですし、怖さも教えることができるのでいいなと思っています。


仙頭選手はなにで火を起こしているんですか?

仙頭 家族がいるとあまり時間を割いていられないので、バトニングと言ってナイフで木を切るんですけど、着火する時は着火用マッチを使うことが多いですね。友人と行く時はフェザースティックを作ったりしています。フェザースティックは木の表面をナイフで薄く削っていって、削ったものを木の先端に溜めたもの。それを使うと火が点きやすいんです。


お子さんにもそういう技術をつけていってもらいたいと。

仙頭 そうですね。ゲームばかりする子には育ってほしくないので、どんどん自然と触れ合っていってほしいですね。


では、家族でキャンプに行く時の流れを教えてください。

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