本日6月14日、2018 FIFAワールドカップ ロシアが開幕します。4年に1度の祭典を前に、INSIDE GRAMPUS編集部は選手たちにインタビューを実施。過去大会の思い出や今大会注目のチーム、選手ならではの試合の見方などを語っていただきました!
渋谷飛翔選手
―初めて観たワールドカップは?
2002年の日韓大会です。小学校低学年の時ですね。試合の内容というよりも、世間が盛り上がっていた印象が強いです。
―印象に残っている選手は?
(ジャンルイジ・)ブッフォンとか、(マヌエル・)ノイアーのプレーが印象に残っています。ワールドカップは自分が好きな選手に注目して見ていますよ。ドイツが優勝した前回大会では、ノイアーの飛び出しがすごかったですよね。これまでのGKの概念を覆すようなプレーでした。
―選手として、参考にする部分もあったのではないでしょうか?
そうですね。最終ラインを高くするサッカーをすれば背後に大きなスペースができるので、ノイアーのようにカバーできればディフェンスも楽だと思います。その分ロングシュートには注意しないといけないので、難しい部分もありますけどね。
―試合を観る時は、一人の観客として試合を楽しみますか? 選手目線に立ち、自分に置き換えながら観ますか?
両方ですね。ハイライトを見る時はGK目線で、「ここはこうすれば良かったのかな」とか「自分だったらこうしていたけど、防げていたかな」というふうに、いろいろとイメージしながら観るようにしています。
―GKのどういうところに注目して観ていますか?
ポジショニングです。ポジショニングによって、シュートを防げるかどうか、だいたい決まりますから。ただ、反応のスピードは人によってまったく違うので、一概には言えないと思います。どういうポジションにいたら、裏に出たボールを先に触れるかとか、いろいろと考えながら観ます。あとはそういうところを練習で取り組み、空間認識能力を上げていければ、自分もできるようになると思います。トライをしなければ自分のものにはならないので、練習からトライしていきたいですね。
―今大会はどのぐらい観戦する予定ですか?
前回大会は練習中に放送されていたので、あまり観れなかったですけど、今大会は観れるだけ観ようかなと思っています。
―観戦を楽しむポイントは?
(リオネル・)メッシやネイマールなど、個人技があってファンを沸かせることができる選手がたくさんいるので、そういった選手たちに注目すると楽しめると思います。彼らにとって、「サッカーは簡単なんだろうな」って思いながらいつも観ています(笑)。
内田健太選手
―今大会はどれぐらい観る予定ですか?
観れるだけ観たいと思っています。4年に1度のビッグイベントですからね。
―今大会で注目している選手は?
マルセロに注目ですね。試合全体を見ながらも、彼のポジショニングを気にして見るようにしています。「ここにボールがある時はこういう位置取りをするのか」とか。サイドをやることが多いので、ポジショニングに注目して見ていますよ。それ以外では、チーム全体の動きとか、駆け引きの部分を見るようにしています。
―今大会で気になっている国はありますか?
ブラジル、ベルギーに注目しています。ポルトガルとの親善試合を見て、面白いサッカーをすると感じました。あれだけの選手たちが切り替えを意識すると、あんなにスピーディーになるのかと思いましたね。
―最初に観たワールドカップは?
1試合すべてを観るようになったのは1998年のフランス大会ですね。
―今までで一番印象に残っている大会は?
どの大会もかなり観ていましたけど、一番は日韓大会ですかね。長居(ヤンマースタジアム長居)に観戦しに行ったことも含めて、自分にとって最も印象深い大会です。
―思い出に残っている試合は?
やはり日本の試合は特に覚えていますよ。学校の授業がなくなり、外で観たこともありましたしね。その時に観ていた選手と今、一緒にプレーしているというのは不思議な感覚です。改めてすごいことだと思います。
―印象的だった選手は?
2002年大会のリバウドが好きでした。僕自身が左利きなので、レフティーに注目することが多いです。