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2022沖縄キャンプ:5日目(練習試合「vs沖縄SV」)試合後コメント

281月
1月28日(金)、沖縄SVとの練習試合が行われ、6−0で勝利。試合後、長谷川健太監督、仙頭啓矢選手、相馬勇紀選手がオンライン取材に応じました。

長谷川健太監督


ー前半にたくさん点を取って、後半は少し苦戦したようなところがあったと思います。試合全体を見た感想を教えてください。

(今年に入って)初の90分の試合で、後半は疲れていたと思います。今日はだいぶ天気が良くて気温が上がったので、バテていたと思いますが、その中で出しきるというところをやってくれたと思います。後半疲れていた中でも追加点を取れたことは選手たちがよく頑張ってくれたと思っています。


ー特に前半は、これまでのトレーニングで意識付けしてきたことが強く表れていたと思います。

今日はどんどんチャレンジしようという話をして、トライ&エラーなので、ミスをしてもまた次に課題を改善していかなければなにも生まれていかないと。そういう話をしたので、みんなが今取り組んでいることにチャレンジしてくれたと思っています。


ー今日の収穫はどのあたりに感じていますか?

まず6点取れたということ。この時期に6得点も取れることはなかなかないと思いますので、プレシーズンでゴールがたくさん生まれたというのが非常に良かった点だと思います。危ない場面もありましたけど、しっかりと“0”で抑えたというところで、選手たちの気持ちや意識というところを評価していきたいと思っています。


ー今日は特に前線の選手が結果を残してくれました。前線の関係性についてはどのように見ていましたか?

プレシーズンは競争だと思っていますので、しっかりと結果を出した選手を評価していきたいと思っています。そういう意味では、特に前線の選手たちはそういう状況だということを認識して、今日の試合で結果を出そうとプレーしてくれたと思っていますので、非常に高い意識を持ってプレーしてくれたと感じています。


ー相馬勇紀選手が右サイドに入ることは今まであまりなかったと思います。今日の動きをどのように感じていますか?

非常に良かったと思います。ほぼほぼ得点に絡んでいたと思いますし、自身も2得点して、アシストもして。彼には右も左もしっかりとやれるように準備してほしいという話をしていますので、そういう意味では今日右サイドで結果を残したことはチームにとっても大きなプラスだと思っています。


ー多くのフィールドプレイヤーが90分出場しました。この時期に90分の試合をする目的はどういったところにあるのでしょうか?

ゲームをしながらゲーム体力を養っていきたいと思っていますので、ゲーム形式のこういうトレーニングが刺激になっているということで、バテるまで、本当に走れなくなったら代えるけど、そうじゃない状況であれば最後までやってもらうという話をしてゲームに入りました。90分のゲームをしながら、開幕戦、公式戦に向けて、ゲーム体力を養うという手法を取っています。


ー代表活動に参加している中谷進之介選手が不在の中で、若い2人がチャレンジしている場面も見られました。

藤井(陽也)にしても、吉田(晃)にしても自分の良さを出そうということで、名古屋でやった中京大戦と同様にしっかりとやってくれたと思っています。ただ、まだまだな部分もあると思いますので、もっともっとゲームでアピールしてほしいなと感じました。


ーサイドからのクロスについて、素直にペナルティエリア内を使うだけではなくて、ボックスの手前だったり、いろいろな選択肢を持って攻めていた印象があります。

それはもうボランチの長澤(和輝)と稲垣(祥)の意識の高さ。プレシーズンの初めのほうのゲームで、あそこまで運動量多くボランチがゴール前まで顔を出して、ディフェンスラインのカバーに入るということは簡単にはできないと思いますので、彼ら2人が本当に幅広い運動量でプレーしてくれたと思っています。


ー今日は全選手、たくさん走っていたと思います。

試合前に「走れ」という話をしたので、みんなよく走ってくれたと思っています。


仙頭啓矢選手


ー今シーズン最初の練習試合でも点を取り、本日の練習試合でもゴールを決めました。

結果を残せたことは良かったですけど、ミスがあったり、自分の課題も見つかったので、突き詰めていきたいなと思います。


ー練習試合を前に、長谷川監督が「今日は走ろう」と声を掛けたと聞きました。どのようなテーマを持って練習試合に臨んだのでしょうか?

攻守においてアグレッシブにプレーすること、トランジションを意識することが強調されていました。チーム全体で体現できたのではないかなと思います。


ーボールに多く関わりながらも、あと一歩のところでパスがつながらない場面もありました。そのあたりの感触はいかがですか?

高い位置でボールを引っ掛ける回数が多く、相手ボールを奪ってゴールに迫るシーンも多かったです。ただ、作りの部分でもっと崩していくシーンを増やしていかなければ、引いた相手に対して難しさを感じるかと思います。そのあたりの連携をもっと深めていきたいと思います。


ー前半と後半で流れが大きく変わったかと思います。疲労以外で、どのような違いがあったのでしょうか?

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