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明治安田生命J1リーグ第37節 C大阪戦後 選手コメント

2711月
11月27日(土)、明治安田生命J1リーグ第37節が行われました。名古屋グランパスはヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と対戦し、1-2で敗戦。試合終了後、柿谷曜一朗選手、稲垣祥選手、吉田豊選手が試合を振り返りました。

柿谷曜一朗選手


ー苦しい試合となった中、ご自身のゴールで一度はいい流れをつかみました。得点後の試合展開も含め、今日のゲームをどのように捉えていますか?

セレッソ大阪にとって特別な選手が引退するということで、前半から気合いが入っていたように思います。その中で「自分たちが準備してきたことをしっかりと出そう」という意識で試合に入りました。相手は圧力を掛けてきましたけど、うまく守れていたと思います。クリアミスであったり、少しのズレはあったと思いますけど、前半をゼロで抑えて、ミーティングも含めて修正して後半に入ることができたかなと。ボールを持たれる時間は長かったかもしれませんけど、焦らずプレーできていたと思います。


ーゴールシーンについてお聞きします。あの瞬間の閃きでああいったシュートを選択したのでしょうか?

そうだと思います。シン(中谷進之介)のボールタッチが大きくなった時、ピッチが濡れていることもあっていい感じで僕のところに転がってくると思いました。他にもシュートを打つための選択肢があったかもしれませんけど、結果的に入って良かったです。


ー大久保嘉人選手とのユニフォーム交換は実現できましたか?

このあとするつもりというか、してもらおうと思います。ただ、嘉人さんの子どもたちも観に来ていますし、僕がもらうのも少し違うのかなとも思っています。どうなるかわかりません。


ー大久保嘉人選手のホーム最終戦で、すばらしいゴールを決めました。あのゴールは柿谷選手から大久保選手に送るメッセージだったのかなと感じました。

ドラマ風に言うと、僕に嘉人さんが乗り移ったかのようなゴールだったと思います。大久保嘉人という選手は、数々のすばらしいゴールを決めてきて、僕はその姿に憧れてプロになりました。このピッチでそれを表現できたと思います。ただ、それとは別に先制しながら2点を取られて負けてしまったことがすごくショックです。チームとしてACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権獲得を目標としてきて、僕だけが特別な想いを持っていたわけではありません。すばらしいスタジアム、すばらしいピッチでゴールを決められたことはうれしいです。でも、追加点を取れず、後ろに重くなってしまいました。相手の圧力が強かったのも理由として挙げられますけど、早く修正しなければいけないなと思っています。

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