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明治安田生命J1リーグ第15節 柏戦 前々日監督会見

185月

本日5月18日(金)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第15節の柏レイソル戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

※動画のみ有料となります。


風間八宏監督


—16日のG大阪戦はすごくいい内容でした。リーグ戦に向けて多くのヒントがあったのでは?

自分たちが丁寧にプレーをすること、これが一番大事なことです。相手に簡単に触られないようなプレーをしていたので、そういう意味では判断の速さと技術の正確性を意識してくれたのだと思います。次の試合でもそこのところがブレてはいけないですし、正確にボールを扱う、動き続ける、受け続けることをしっかりとやってもらいたいと思います。


—メンバー争いも活性化するのではないでしょうか?

このチームには全員にチャンスがあるので。ただ、これを続けていかないといけません。誰が出るのかまだ分からないけど、いいものを見せてくれた選手が出るというのは変わりません。集中してやってもらいたいと思います。


—出場機会が少なかったメンバーのテンションも高まっている状態ですか?

それもありますけど、続けるということ自体が簡単ではないですからね。やはり続けてほしいし、まだまだ続けられるのかなというところだと思うので。積み重なって、続けていられるようなチームになれれば素晴らしいのだけど、まだまだそう簡単ではないと思うので、いろいろなことを言いながらやっているところです。いい選手もいれば、良くない選手もいるので、また明日しっかりと見せてもらいたいと思います。


—G大阪戦の出来は、ここまで積み重ねてきた結果なのでしょうか?

選手をどんどん使うこと、そして増やしていく必要があるということも事実だと思います。その中でみんなにチャンスがある。ケガや調子の波、病気等があって、なかなか選手を固定できないところはありますけど、それによっていろいろな選手が出て、特に若い選手は伸びてきたし、試合に絡むことで自覚も出てきました。いいことも悪いこともあるけど、選手の質、量がかなり増えてきたと思います。


—G大阪戦は多くのメンバーにとって刺激となったのでは?

刺激というよりも、当たり前の話でもあります。選手としては「もっとうまくなりたい」と思うのは当たり前であって、そこで一喜一憂するようでは困ります。しっかりと自分を見つめてやってもらいたいです。逆にこれでホッとするということもないですし、もっと上があるということで、そこを目指してもらいたいと思います。


—G大阪戦で活躍した児玉駿斗選手についてはどのような印象を持っていますか?

彼がうまいのは知っていますし、大学に見に行っていた強化部からも「すごくいい」と聞いていました。大学の指導者の方は「こっち(グランパス)に来てからグッと伸びた」と言ってくれています。あれだけ余裕を持ってやれるのはいいですよね。若いけど、うまい選手、サッカーをよく知っている選手の空気を、久しぶりに十代の選手から感じました。ここでどんどんやっていってもらえればなと思います。


—中断期間前最後の試合となります。

サポーターにも面白いものを見せないといけないので、全員が勇気を持って面白いものにトライしてもらいたいです。一つひとつを全力でやるしかない。何かが急に変わるわけではないですから。ただ、着実に積み重ねてきたものはあるので、それを全員で出したいと思います。

(残り: 622文字 / 全文: 2033文字)

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