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【インタビュー】中谷進之介「リーダーとしての覚悟」

287月

7月17日に行われたJ1リーグ第20節のサガン鳥栖戦を終え、グランパスのリーグ戦は約3週間の中断期間に突入した。前半戦21試合の戦績は、クラブ新記録の開幕6連勝を含む11勝4分6敗。Jリーグ新記録となる823分間連続無失点記録も樹立するなど、今シーズンも堅守を維持している。そんな守備陣を牽引する中谷進之介選手がAFCチャンピオンズリーグを含めた前半戦を振り返り、後半戦へのポイントなどを語った。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部


5月30日に行われたJ1リーグ第17節の浦和レッズ戦後から日本代表活動に参加。チームに戻ってからはタイでのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、日本帰国後はファジアーノ岡山との天皇杯3回戦を闘いました。この約1カ月半はどのような期間でしたか?

中谷 隔離生活を送っている現在は「早く家に帰りたい」というのが率直な気持ちです。日本代表活動に参加後、すぐにACLに参戦するというところで、いつも以上に刺激のある日々が続いたので、この期間はすごく良かったと感じています。日本代表に招集されるのは2度目だったので、いかに自分をアピールするかという点にフォーカスできました。試合にも出場でき、充実した日々を送ることができました。


2度目となった日本代表活動で新たな発見はありましたか?

中谷 前回と大きく違うのは試合に出場できたこと。初招集の時は途中出場で30分程度のプレータイムでした。2度目となった今回はスタメンとして2試合に出場することができました。日本よりも格下の相手でしたけど、先発として試合に出られたのはすごく大きかったと思います。


なにか課題は見つかりましたか?

中谷 国内組の選手たちがよく言っていて、僕も初招集された時に言いましたけど、スピード感や球際の強さはまだまだかなと。そういった部分での課題は今回も感じました。


自身にとって3度目の参戦となったACLについても聞かせてください。これまでとの変化は感じましたか?

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