マッシモ フィッカデンティ監督
ー明日のラチャブリFC戦に向けて、どのように準備していますか?
先日(初戦の前日記者会見)も申し上げたとおり、この日程をどういうふうに回していくかという意味での試合へのアプローチの仕方が、各試合で変わることはありません。2日間の準備では試合翌日はリカバリーをメインに(行って)、試合前日は対戦相手への対策をするというように分けています。それと同じように昨日はリカバリーがメインで、今日はラチャブリ戦に備えてしっかりと対策を立てていく流れになっています。(ラチャブリFCの)特徴として、スピード感があると感じています。そういった速さを出させてしまうと、相手の手強さが出てしまうので、そういったところの対策をしっかりと立てた上でゲームに入れるように準備したいと思います。
ー前節の浦項スティーラーズ戦は枠内シュートが8本で、枠外シュートが7本でした。攻撃をもっと良くするため、得点を増やすためにどんなことが必要だと考えていますか?
我々が試合に入る時に、あらゆる数字の中でまずスコアを一番気にします。というのは勝利を目指して闘っていますので、試合が終わった時に相手を上回っていれば満足できると言えます。その中で前節の結果は3−0で、先ほどおっしゃっていただいた枠内シュート、枠外シュートを合わせて結果が出ているのであれば、我々としては3−0から4−0や5−0、6−0にするという方向へのチームの向上を進めるというより、どんな相手と対戦してもそういった力を出せるようなサッカーへの取り組み方、ベースを持ち続けるように作業の時間を使っていきたいと考えています。その上でよりいいスコアにすることができればなにも言うことはありませんけど、どんな相手であろうとも大量得点を狙ったゲームをできるようなアプローチの仕方をすると、必ず痛い目にあうのがサッカーですので、私はそういった考えはあまり持っていません。
稲垣祥選手
ーこれまでの2試合で勝点6を取っています。もちろん明日も勝点3を積み重ねたいですよね?
もちろんそういう想いは選手全員が持っていると思います。グループステージを突破するという意味でも、ここで勝点3を得ることによって大きく前進できると思うので、自信を持って闘いたいです。